♪Grab your coat and get your hat・・・足取りも軽くなる耳慣れた「サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」がテレビから流れてくる。好きな曲となれば条件反射で画面に目が移り、♪To the sunny side of the street・・・と歌ってしまう。某ビールメーカーのCMで、普段愛飲の銘柄とは違うものの喉を鳴らして美味そうに飲む映像に釣られ、つい「もう1本」の声も出ようというものだ。テレビCMはトイレタイムとも呼ばれ、視聴率も落ちるといわれるが、この曲が好きな人には効果があるらしい。
暗い世相ほど明るい歌が流行るといわれるが、この曲もアメリカが不景気のどん底にあった30年に作られた歌である。大恐慌に沈むアメリカ国民に勇気と希望を与えたといわれるニューディール政策をルーズベルトが制定したのは33年だった。これからは陽の当たる側を歩いて行こう、という歌詞が経済政策に影響を及ぼしたとは考えられないが、少なくともこの歌で、1セントも持っていなくても、気分はロックフェラーになった人もいるだろう。経済模索する30年代のアメリカにせよ、首を挿げ替えただけの新内閣の日本にせよ、景気回復や雇用確保の新政策より1曲の歌が大きな希望を与えることもある。
ナンシー・ハーロウがこの曲を、「Wild Woman Don't Have The Blues」で歌っていた。社会問題を鋭く切り込んだミンガスやローチの作品で知られるキャンディド・レーベルの1枚で、ヴォーカル・アルバムは珍しい。レーベルを監修したナット・ヘントフの好みと思われるが、ハーロウはビリー・ホリデイを思わせる歌い方で白人系とは思えぬほどブルースがうまく、初リーダー作ながら堂々としたものだ。バック・クレイトン、バディ・テイト、ケニー・バレルとバック陣も豪華で、間奏ではたっぷりソロを取りハーロウの歌を盛り上げている。オープニングの「Take Me Back Baby」では、延々と各人の煌くソロが続きインスト・ナンバーかと思わせたところで、ハーロウが滑るように歌いだす。ヘントフの見事な仕掛けに騙されるのも悪くない。
♪To the sunny と、知っている歌が聞こえてくると一緒に歌いたくなるのは条件反射によるものだが、最近はこの曲を聴くと条件反射でビールを飲みたくなる。暑い日が続くが、「サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」は聴かないほうがいいようだ。特に昼間は・・・
暗い世相ほど明るい歌が流行るといわれるが、この曲もアメリカが不景気のどん底にあった30年に作られた歌である。大恐慌に沈むアメリカ国民に勇気と希望を与えたといわれるニューディール政策をルーズベルトが制定したのは33年だった。これからは陽の当たる側を歩いて行こう、という歌詞が経済政策に影響を及ぼしたとは考えられないが、少なくともこの歌で、1セントも持っていなくても、気分はロックフェラーになった人もいるだろう。経済模索する30年代のアメリカにせよ、首を挿げ替えただけの新内閣の日本にせよ、景気回復や雇用確保の新政策より1曲の歌が大きな希望を与えることもある。
ナンシー・ハーロウがこの曲を、「Wild Woman Don't Have The Blues」で歌っていた。社会問題を鋭く切り込んだミンガスやローチの作品で知られるキャンディド・レーベルの1枚で、ヴォーカル・アルバムは珍しい。レーベルを監修したナット・ヘントフの好みと思われるが、ハーロウはビリー・ホリデイを思わせる歌い方で白人系とは思えぬほどブルースがうまく、初リーダー作ながら堂々としたものだ。バック・クレイトン、バディ・テイト、ケニー・バレルとバック陣も豪華で、間奏ではたっぷりソロを取りハーロウの歌を盛り上げている。オープニングの「Take Me Back Baby」では、延々と各人の煌くソロが続きインスト・ナンバーかと思わせたところで、ハーロウが滑るように歌いだす。ヘントフの見事な仕掛けに騙されるのも悪くない。
♪To the sunny と、知っている歌が聞こえてくると一緒に歌いたくなるのは条件反射によるものだが、最近はこの曲を聴くと条件反射でビールを飲みたくなる。暑い日が続くが、「サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」は聴かないほうがいいようだ。特に昼間は・・・
暑い日が続いておりますが、サニー・サイドを聴きながらビールはいかがでしょう。
以前、サン・ラを話題にしたときにサニー・サイドのベストを挙げていただきましたが、今週は女性ヴォーカル中心にお好きなバージョンをお寄せください。
管理人 「On The Sunny Side of The Street」 Female Singer Best 3
Peggy Lee w. Benny Goodman (CBS)
Nancy Harrow / Wild Woman Don't Have The Blues (Candid)
Diana Krall / Stepping Out (Justin Time)
ナンシー・ハーロウのアルバムは多くありませんが、話題にしたアルバムはベイシー・バンド・メンバーの好演もあり、ハーロウの魅力が楽しめます。
ハーロウ・ファンの方のコメントもお待ちしております。
聴いていて明るくなれるのが良いですね。
女性ヴォーカル限定とは、嬉しくなりますね。(V)o\o(V)
ベスト3は、聴き返して決めます。
今、すぐに頭に浮かんだのがこの二人です。
Emilie-Claire-Barlow
今ホットなカナダの女性ヴォーカリストのLike a Lover2005の盤から。
抜群のタイミングとチャーミングなパーソナリティーで歌の持ち味をとても良くつかんでいるとおもう一曲です。とにかく軽くて明るくて気持ちがいい!
お次はRoberta Gambariniの
Easy to love2006からの一曲。
歌唱力もあるし、よき時代の正統派のヴォーカルの再現というか、このヴォーカルすきだな!
この人のスキャットが楽しい。
Diana KrallのSteping Outにはどういう分けかこの曲が入っていないのですが、これって日本盤だけにボーナスとして入っているのでしょうか? とにかく二曲だけはすぐに浮かびました!
おっしゃるように聴くと明るくなる歌ですね。
明るい歌はやはり軽く歌うほうが曲本来の味が出るように思います。あの女性の名唱は勿論素晴らしいのですが、「重さ」で敢えて外しました。
TAKASHI さんが聴き返したら案外トップだったりして。(笑)
Like a Lover は残念ながら持っておりませんが、Emilie-Claire-Barlow はトロントで絶大な人気のようですね。じっくり聴きたい1枚です。
ロバータ・ガンバリーニが挙がりましたか。私も好きですよ。ジャケ買いではありませんよ。(笑)
Steping Out は24ビットによるリマスタリングで再発されたときに未発表曲として追加されたものです。なぜ未発表だったのかは不明ですが、いい内容です。この1曲のために買っても損はないと思いますよ。
duke様、皆様、こんばんは。
オン・ザ・サニー・サイド・・・インストでは好きなアルバムが何枚もあるのですが・・なにしろヴォーカル音痴・・・しかも女性限定となると・・お手上げ状態です。(笑)
でもせっかくだから、2枚だけお気に入りを挙げておきます。
「奇妙な果実」ビリー・ホリデイ
「エラ・アンド・ベイシー」エラ・フィッツジェラルド、カウント・ベイシー
今週は皆様のコメントで勉強したいと思っております。
定番のビリー・ホリデイがきましたね。私は「重さ」で外しましたが、勿論かなり聴いているバージョンです。「奇妙な果実」というアルバム自体、傑作であり名唱の数々なのですが、この曲に限っては明るい方が楽しめます。
その点からいいますと、「エラ・アンド・ベイシー」は文句なしですね。
今宵は「エラ・アンド・ヱビス」でしょうか。(笑)
あえて動画鑑賞を....
>あの女性の名唱は勿論素晴らしいのですが、「重さ」で敢えて外しました。
Billie Holiday
http://jp.youtube.com/watch?v=2IwHjKPwvVA
Lee Wiley - On The Sunny Side Of The Street
http://jp.youtube.com/watch?v=MOfW2OHFGoQ
ジュディ・ガーランドもゆったり派ですな。
On the Sunny Side of the Street - Judy Garland
http://jp.youtube.com/watch?v=CLGB1-I5NUA
キーリー・スミス いいねぇ
"On The Sunny Side Of The Street" by Keely Smith.
http://jp.youtube.com/watch?v=i1k9cUJom9g
ゴギ・グラント いいわぁ
Gogi Grant - On the Sunny Side of the Street (1957)
http://jp.youtube.com/watch?v=zpVWGsz0-3c
女性コーラスもいいね
On the Sunny Side of the Street 1958 The Clark Sisters
http://jp.youtube.com/watch?v=S74c3gyib8U
イムクさんも挙げているロバータ・ガンバリーニ
Roberta Gambarini
http://jp.youtube.com/watch?v=gbZeEGRj-JY
江利チエミ ヒットメドレー
http://jp.youtube.com/watch?v=zJjfRbpDm5Q
弘田美枝子 ちょっと違うんだよなぁ
Japanese Diva MICO !
http://jp.youtube.com/watch?v=WhaCz2sVKVs
シンディ・ローパー JAZZじゃないね
Cyndi Lauper and On the Sunny Side of the Street
http://jp.youtube.com/watch?v=XN-kCnnhh1o
On the Sunny Side of the Streetは、好きな曲です。一番先に浮かぶのがElla Fitzgeraldです。明るい感じでいいなあ。
それから、Keely Smithがいいですね。私は、1枚しか持っていないのですが、その一枚に入っていました。バックのオーケストラが豪華ですね。伸びのある声が魅力です。
1.Ella Fitzgerald and Count Basie
2.Keely Smith / Keely Smith
3.Billie Holiday / 奇妙な果実(マスター・テイク盤)
1、ペギーリー+ベニー・グッドマン
(Jazz forever)
2、All the way/ブレンダ・リー
(Ace)
3、The very best/ジュディー・
ガーランド
(Prism platium)
この曲はいろいろ出てくるのですが・・・女性ヴォーカルと言われると・・・こんなものが出てきます。
エラもレディーもありますが・・・
たまにはこんな線で・・・宜しく。
格別な思い入れのある曲ではありませんが、
いい曲ですよね。
作曲は「捧ぐるは愛のみ」のジミー・マクヒューでしたっけ?
ちょっと意外な感じも。
ナンシー・ハーロウや、イムクさんご推奨のお二人の
ヴァージョンは私も好きです。
あと、ヘレン・フォレストの同名盤がありますね。
Carmen Dragon 楽団がバックで、49年頃の録音。
ヘレンが笑みを湛えているモノクロ・ジャケが最高に素敵で、
ミクシやってた頃に一時期トップの画像に使っていました。
1分半と短いのが、難点。
ジョー・スタッフォードのベスト盤「The Ultimate」にも
収録されていましたが、原盤は何でしょうか?
インストでは、ガレスピー、ロリンズ、スティット競演の
「Sonny Side Up」(Verve)が、すぐ思い出されます。
サッチモのベスト盤に入ってたのも、意外と好きです。
>弘田美枝子 ちょっと違うんだよなぁ
そうですね、ミコ・ファンの私も、これはちょっと違うかなと。
あと、ミコさんが16才の時のアルバム、
「弘田三枝子スタンダードを唄う」にも収録されていますが、
こちらはブギウギ・スタイルで、別な意味で
「ちょっと違う」感じです。
最初にあの女性を聴くと、この曲の深さがわかるような気がします。こうして聴き比べますと、アレンジの多様さもありますが、それぞれ特徴があり、歌手のカラーが顕著に表れております。
ゆったりのジュディ・ガーランドも面白いのですが、キーリー・スミスやゴギ・グラントのように歯切れがよくバックが派手なほうが聴いていて楽しいですね。
クラーク・シスターズは私も好きです。4人の美女が勢ぞろいとなると迷わずジャケで買ってしまいます。
ロバータ・ガンバリーニは何故か胸の辺りに視線が釘付けになります。(笑)背中の開き具合は何ともいえません。
弘田美枝子は曲の選択ミスでしょう。色っぽけりゃいいってもんじゃないですね。
明るい表通りですので、やはり明るいほうが曲が映えますね。
エラにキーリー・スミスと明るい二人が並んだところで、ビリーがきましたか。先のコメントと重複しますが、奇妙な果実というアルバムは文句なしの名盤と思います。
ただこの曲に限っては明るいイメージが先行するせいか、「重さ」が重く感じます。と言いながらけっこう聴きます。(笑)
トップにペギー・リーとは嬉しいです。グッドマン時代の若々しい歌声が可憐で私も好きですよ。グッドマンのイントロのソロが素晴らしくこの曲というと先ずこれです。
ブレンダ・リーも歌っておりましたか。確かワン・レイニー・ナイッテン・トーキョーを日本語で歌っていましたね。「この世の果てまで」はシングル盤を買いました。ミス・ダイナマイというニックネイムでしたが、今の時代では物騒でクレームが付くでしょう。
エラやレディーを外してもポピューラーな線で楽しめる素敵な曲でもあります。
作曲はジミー・マクヒューです。「捧ぐるは愛のみ」とは全くイメージが違いますが、印象深いメロディー・メーカーです。
ナンシー・ハーロウは以前にも挙げられたアルバムでしたね。夏には暑苦しいジャケですが、バックも豪華で好きなアルバムです。裏ジャケにハーロウの横から写した顔が載っておりますが、鼻が大きいのに驚きました。
ヘレン・フォレストのこのアルバムは持っておりませんが、いい笑顔です。ハリー・ジェームス・ファイハイの裏ジャケにも載っておりますが、こちらの写真は使えませんね。(笑)
ジョー・スタッフォードはおそらくコロムビアが原盤と思われます。
インストではサン・ラです。「ちょっと違う」感じの魅力でしょうか。(笑)
何がって・・・1930年の歌詞に「ロックフェラー」という固有名詞が出てきて、78年後の今でも歌の意味がそのまま通る・・・ということです。
日本で78年前の富豪が今でもそのまま富豪という家は・・・あるかな?
三井、住友、岩崎・・・???
ところで、このマックヒューという作詞家はどうも企業名や実業家名を具体的に出すのが好きなようですね。
I can’t give you anything but loveの歌詞の中にも「ウールヲースではダイヤモンドのブレスレットは売ってない・・・」などと安売りスーパーの代名詞としてウールヲースを使っています。
この歌、私の18番なのですが、ある時、この「ウールヲース」を日本のスーパーマーケットの名前と入れ替えて歌ったら、その場にいたその会社の重役に、「うちの店じゃ売ってるぜ」とクレームをつけられました。
周囲の状況を確認してからでないと・・・うっかり歌詞を変更できないという例です。(冷汗)
ところで、ナンシー・ハローですが、半年前に都内某所でヴォーカルのワークショップを開催し、日本のヴォーカリストにアドバイスを贈っていましたが・・・なかなかで、普段聴けない歌の聴き方を教えてもらった気がしました。
そういえば、先週の御題の「グレイト・ギャッツビー」・・・同じタイトルのアルバムをナンシー・ハローが出していますね。
蛇足つながりで・・・失礼しました!
おや?
「明るい大通りで」は、作詞ドロシー・フィールズ、
作曲ジミー・マクヒューだと思っていたんですが、
違うんでしょうか・・・・
と思ってネットで調べてみると、
禁酒法時代のハーレムのコットン・クラブでは、
マクヒュー&フィールズは、「作詞家」コンビとして
大変人気があった、という情報がありました。(Wikipediaより)
ということは、作詞は共作という可能性も
あるんでしょうか?
ロックフェラーに着目するとはさすがですね。この曲の歌詞を知ったときから気になっておりました。ロックフェラーが1930年にして財を成していたとは驚きですし、おっしゃるように今でもこのまま通るというのも凄い話です。日本の曲で個人名が出てくるのはCMソングだけでしょうね。記事につながりました。(笑)
「ウールヲース」を変更したのは「ヰトー○○」でしょうか。勝手に歌詞を変更すると川内康範氏が怒りますよ。
ナンシー・ハローがヴォーカルのワークショップを開催したのは知りませんでした。アドバイスを贈るときは鼻は高くなかったのでしょうか。
「グレイト・ギャッツビー」ありましたね。フィッツジェラルドに捧げた作品のようです。はて日本の作家に捧げれた作品となると・・・ロックフェラー同様ないようです。
昨日の>コロムビアが原盤
正しくはコロムビアSPが原盤
一般的には作詞ドロシー・フィールズ、作曲ジミー・マクヒューと紹介されておりますので、私も「作詞家」コンビというのは知りませんでした。禁酒法時代のコットン・クラブでしたら、作曲するのにタララ~ランと「下手」なピアノを弾くとカポネの「手下」のギャングに撃たれたかしれませんね。(笑)
闇の酒を飲みながら二人でメロディーを口ずさみながら詩を書いたとも考えられます。
白人系とは思えぬほどブルースがうまく、
初リーダー作ながら堂々としたものだ。
そうですね、私もこのアルバムでのアーロウの
白人らしからぬ骨太な歌いっぷりに、驚いたものでした。
曲でいうと、サニー・サイドよりむしろ、
Ive Got The World On A String のほうが、
強く印象に残っています。
先日、Atlantic 盤の「I Never Know/ Nancy Harrow」を
ゲットしましたが、これもなかなかいい内容でした。
25-25先生ご指摘のとおりで、作詞と作曲を混同して、ついマックヒューがらみで・・・。
失礼しました!(ガーン、洗面器の当たる音)
>Diana KrallのSteping Outには>どういう分けかこの曲が入っていないのですが、これっ>て日本盤だけにボーナスとして入っているのでしょうか?
確かに私の持っているCDにも入っていない。(輸入盤)
オリジナルには入っていないですね、Justin Timeがこのアルバムを再発売した時に追加されたようです。
>ジョー・スタッフォードのベスト盤「The Ultimate」にも
>収録されていましたが、原盤は何でしょうか?
「The Ultimate」を聴いていないのではっきりいえませんが、
1944年録音の「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET
with the Pied Pipers」ではないかと思います。
Capitol 199 SP盤です。
ジューン・ハットン時代のPied Pipers + Jo Stafford ですな。
Diana Krall 試聴した限りでは、歌、ピアノいいんだけど、ちょっとブルージーに仕上がっています。
うきうきするような明るさが無いんだよね。
未発表になった理由もこの辺かもね。
試聴場所のURLが貼り付けられないので
下のキーワードで検索してみて。
On The Sunny Side of The Street Diana Krall Emmanuel Camales
ハーロウの Atlantic 盤といいますと、「You Never Know」ですね。こちらもバックが豪華でして、Lover Come Back to Me のジム・ホールのポロンポロンが切なさを生みます。
ジャケは酷いものでして、角度によってハーロウは美しく見えるのですが、ドアの隙間から「ハロー」はいけませんね。(笑)
25-25 さんの Wikipedia 情報では、「マクヒュー&フィールズは作詞家コンビ」の記述もありますから間違いではないようですよ。
キャピトルでしたか。Pied Pipers 名義の Dreams from the Sunny Side of the Street に収録されているバージョンのようですね。
サイトの情報ありがとうございました(流石!だな)
さっそく聴いてみました、なかなか良かったです。
ダイアナファンとしては申し分なかったですよ。
彼女のリラックスしたピアノって好きなんですよね。
声にも張りがありますね。最近はちょっと擦れてきているような感じがありますが。この歌に限ってはやり
軽く明るくあるほうが歌の持ち味がでるのは確かだよね。う~ん後の一曲を何にするべきかまだ思案中!
>1944年録音の「ON THE SUNNY SIDE OF THE STREET
with the Pied Pipers」ではないかと思います。
Capitol 199 SP盤です。
ジューン・ハットン時代のPied Pipers + Jo Stafford ですな。
ありがとうございます。
昨日、「The Ultimate/ Jo Stafford」収録の
サニー・サイドのクレジットを確認したところ、
1945年録音で、バックはポール・ウェストン楽団と
なっていました。
ヴォーカルはジョーのソロをメインに、男女混声の
コーラスが絡んでいましたので、ご指摘のとおり
June Hutton にバトンタッチしてからのパイド・パイパーズに
ジョーが客演した格好なのでしょうね。
歌をイメージしてしまいます。
私のベスト3
1. Like A Lover / Emilie-claire Barlow
録音もいいしキュートな歌声がいいんだなぁ
2. Introducing / Robin Mckelle
ビッグ・バンドをバックに歌うスモーキー・ヴォイス
3. On The Sunny Side Of The Street / Helen Forrest
最近の歌手で纏め様と思ったんだけど、やはり「心の恋人」は外せない。
次点 Easy To Love / Roberta Gambarini
-------------------------------
MID-NIGHT JAZZ REPORT で試聴
http://www.geocities.jp/jazzinn5/sunny_side7.html
エラ・フィッツジェラルド いいねぇ
アルバムはElla & Basieかな?
ベギー・リー は淡々とクールに歌っていますね。
ホリー・コールのアプローチは面白い。
Shade / Holly Cole の日本盤ボーナストラックですね。
ライブ・バージョンはこちらで聴けます
http://www.cbc.ca/radio2/cod/concerts/20071126holly
このCBCというカナダのラジオ局のページは良い!
色々なコンサートの実況録音が聴けます。
この曲はおっしゃるように軽く明るいほうが作者の意図に沿っていますね。
TAKASHI さんはうきうきするような明るさが無いとご指摘されておりますが、抑えた明るさがあり重さはありません。ナンシー・ハーロウにしてもビリー・ホリデイを思わせる歌い方ですが、ビリーのような重さはないですよ。どうしてもブルージーに歌うと暗く聴こえるのかもしれませんね。
ジューン・ハットンといえば、いつだったかヤフオクに「アフター・グロウ」が、29800円で出品されておりました。オリジナルかと思ったらCDでした。何を基準に値段を付けているものやら・・・「ドリーム」でも見ているのでしょうかね。(笑)
数あるバージョンから Emilie-claire Barlow に Robin Mckelle とキュートな歌声にスモーキー・ヴォイスが並びましたね。ルイ・アームストロングの時代から歌い継がれている曲だけのことはあり、こうして聴き比べますと表現の多様さに驚きます。
Helen Forrest は「心の恋人」でしたか。このアルバムはトランスクリプションが音源のようですが、いい曲が並んでおりますね。ビッグバンドに映える歌手で私も好きです。
エラの音源は Ella & Basie です。
ベギー・リーいいでしょう。この曲を女性ヴォーカルで聴いたのはベギーが最初でした。あれは中学生のころ、オールナイトニッポンだったかなぁ。グッドマンの温かみのあるクラとクールな声が印象的でした。思えばレコードで最初に聴いたのはガレスピーの「Champ」でした。コルトレーンのディスコグラフィーの最初に出てくるアルバムです。今ではiPodで気軽に音楽を楽しめる時代ですが、1曲聴くたびに感動した想い出の多い曲です。
サニー・サイド収録されています。
↓
「The Intimate Lavay Smith」
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1980191
全くのブラインドでこのアルバムを聴かされたら、
「この人、黒人ですか?」という人が多いのでは
ないでしょうか?
しかし、実際にはジャケをご覧になれば分かるように、
若いキュートな白人女性。
それがちょっと信じられないくらい、黒っぽい
ブルース・フィーリングが全篇に漲っている作品。
マキシン・サリヴァン、ダイナ・ワシントン、ビリー・ホリデイ、
ヘレン・ヒュームズ・サラ・ヴォーン、ベッシー・スミス
という先輩ヴォーカリストへのTribute 盤という企画
のせいもあって
意識的にそういう歌いっぷりになっている面も、あるのでしょうが。
声の質や小節の利かせ方は、心なしかエッタ・ジョーンズを
彷彿とさせるものを感じます。
サニー・サイドは、アルト・サックスがワンフレーズ
やったあとLavay の骨太なヴォーカルが登場、その後
ギター。ピアノがソロを取ったあと再度ヴォーカルで
締めるという飽きない構成で、ベスト3に挙げるかどうかは
ともかくとして、なかなか面白いヴァージョンです。
歌伴もいいですね。
特に、カニー・バレル風のブルージーなギターに注目。
お薦めの1枚です。
今日は、久しぶりに朝から晴天!気持ちいい~っ。
この歌にピッたしの日です。
昨日まで、決められなかった最後の一曲ですが。
なんだかその一曲がジャズではなかったのです。
これを聴かなければDdukeさんと同じ一票を
The Clark Sistersで決めてたん
ですけど。。。これを聴いたらもう駄目でした、
私スティーヴィーが大好きなもんではずせなくなって
しまいましたよ。
Stevie Wonder1963年の
With A Song In My Heartからのサニーサイドです。まだ若いスティーヴィーの声
が何かしら私の心をつかんで離しません。
彼が暗い闇から、放たれたようなそういう感情が何
ともいえないからでしょうか。
今回の御題は楽しみました。
貼り付けたくなってしまいました、聴いてみてね!
”少年”スティーヴィーのサニー・サイド、
ソウルフルでいいですね!
少し前に、若かりし頃のジミー・スコットのSavoy 盤を
ゲットしましたが、相通ずる音楽性を感じました。
ビリー・ホリデイの作品集として気にはなっていたのですが、まだ未購入です。
白人女性で黒っぽいブルース・フィーリングでしたらナンシー・ハーロウに通じるものがあるのでしょうか。ヴォーカルに限らず Tribute 盤は、意識的に歌い方やフレージングを似せることがありますが、それも Tribute 盤ならではの企画で楽しめます。
サニー・サイドの構成は面白そうですね。歌伴のソロとヴォーカルの構成では、どの楽器がどのパートでソロを取るかによって大きく印象が変るものです。ときにヴォーカル以上の素晴らしいソロの場合は、前奏間奏終奏の違いよりメインの歌が霞んだり映えたりしますね。
こちらは夕方から雨です。明日は午後から明るい表通りでバーベキューですので天気が気になるところです。まぁ、降っても晴れても、サニーサイドを聴かなくてもビールの量は変りませんが。(笑)
初めて聴きましたが、スティーヴィーのサニー・サイドもいいですね。イントロのピアノのブルージィなこと、ラストの SunnySunnySunny のフレーズは感情が移入しています。若いスティーヴィーの声が気になり調べましたら何と13歳。この歳でこの表現力、神が与えたものを大きさを感じました。
duke様、皆様、こんばんは。
水曜から今日まで店を休みにしてヱビス&猫と遊ぶと言う怠惰な生活を送っておりました。(笑)
そして、サニー・サイド・・・の3番目、ルールー違反でガレスピー&ロリンズ&スティットを無理やりあげたいと思っております。
これってヤッパリかっこいいですね。
ところでチョット興味があり、グラント・グリーンの経歴を調べているのですが、スイングジャーナルの人名辞典以上のことはネットでは見つかりませんでした。
ご存じでしたら教えて頂けないでしょうか?
それにしても、ガレスピー・・・ヒップですね!!!
「サニーサイド~」ヴォーカル盤をあまり聴き込んでないのでどうにも「唄モノ」が浮かんできません。それで・・・僕も最初に思いついたのが、あれです。
というわけで、勝手にKAMIさんに加担して2番目のルール違反者になります!(笑)
ロリンズ~スティット~ガレスピーのOn The Sunny Side OF The Street・・・あれはいいッ!KAMIさんがヒップと表現したとおり、ロリンズの面白さ爆発!という感じで、ジャズの熱いところも感じる好演だと思います。
グラント・グリーンの経歴がネットでどのように紹介されているのかは分かりませんが、人名辞典を補足すると、NYに進出する前はジミー・フォレストのバンドに参加、オルガンのドン・パターソンと共演、晩年はフュージョンのアルバムを作ったことくらいでしょうか。
グリーンにお詳しい方は補足してください。女性関係とか・・・(笑)
Peggy Lee & Benny Goodman (Columbia/Sony)
Doris Day/Bright & Shiny (Columbia/Sony)
まきみちる/Maki's Back In Town (M&I/SSJ)
まきみちるは昔「若いってすばらしい」を大ヒットさせた元祖アイドルシンガーですが、ここではシナトラばりにドライヴィングな歌を展開します。今の日本人歌手でシナトラに対抗できる強靭さを持っている女性歌手は彼女だけでしょう。
ちなみに、シナトラと豪快なベネットは以下のアルバムに入っています。
Frank Sinatra/Come Swing With Me! (Capitol)
Tony Bennett/Tony Makes It Happen (CBS)
KAMI さんが挙げられたロリンズ~スティット~ガレスピーが思いついたようですね。まぁ、飛んでイスタンブールうらまないのがルールですからルール違反者でも反則金はありませんので、ご安心ください。(笑)
インスト物の白眉ともいえるサニー・サイドはジャズの楽しさ、ヒップと表現されるカッコ良さがありますね。70年代に盛んに使われたヒップという言葉には懐かしさがあります。語源も意味も曖昧なまま当時は何かにつけ私も使っていたと思いますが、「ジャズ」同様、響はヒップです。
「We Remember Tommy Dorsey Too!」に
収録されているサニー・サイドも、
躍動感があって好きですね。
グラント・グリーンが60年代BNの専属契約となったのは、
ルー・ドナルドソンの紹介によってだそうです。
ペギー・リーは嬉しいですね。エレキ狂いだった中学生のころ、たまたまラジオで聞いた音源を必死で探した思い入れがあります。ベンチャーズの曲と信じていた「キャラヴァン」がエリントンの曲と知り大きなショックと共にジャズに開眼したころでしょうか。
ドリス・デイもいいですね。このアルバムは持っておりませんが、何度か聴いております。
さて、まきみちるの名前ではピーンとこなかったのですが、「若いってすばらしい」で思い出しました。いやぁ、「シナトラばりにドライヴィングな歌を展開」、そして「今の日本人歌手でシナトラに対抗できる強靭さを持っている女性歌手は彼女だけでしょう」、となれば聴きたいですね。というより必聴バージョンでしょうか。拙ブログでまきみちるの名前が挙がるのは初めてのことです。勉強になります。
グリーンとドナルドソンの初共演盤にもオルガンが入っておりましたが、相性の良さはグリーンがゴスペルをルーツにしているからでしょうかね。
Peggy Lee w. Benny Goodman (CBS)
Like A Lover / Emilie-claire Barlow (Empress)
Ella & Basie (Verve)
女性シンガーだけでも多くのバージョンがあり、どれも甲乙付けがたい素晴らしいものばかり挙げていただきました。今回は私も未聴のものが多数あり、初めて聴いた音源もあります。それぞれに特徴がありますが、歌手のカラーが顕著に表れる曲のように感じました。サニー・サイドは沈んだ気分を陽気にしてくれる曲です。少しばかり気落ちしたときに聴くと、薬以上の効果があり、お好みバージョンを聴いたあとはすっかり回復していることでしょう。
こちらは昨夜の大雨が嘘のように今日はバーベキュー日和です。さぁ、サニー・サイドが流れてきました。乾杯!