2024/4/29
ネタバレ禁止興行とあるのでどこまで感想を書いていいのかわからない。
DDTのことをちゃんと知っているかどうかで、楽しめる度合いが全然違うタイプの試合が多い。
こんなハイコンテクストなプロレスの興行って今まであったんだろうか。
本当に文科系プロレスだった。
それでも観客がちゃんと盛り上がっていてえらい。
第一試合から不条理演劇を見ているような気持ちになった。
ネタバレが禁止というより、広く拡散されると高確率で怒られるという意味ではないかと思いながら見ていたら、出場選手も同じようなことを言っていた。
上田優希選手のことは知らなかったor印象に残っていなかったけど、今回の興行で好きになった。本当におつかれさまでしたとねぎらいたくなった。
こんなに混沌とさせておいて、ひとつの興行としてちゃんと場を締めることはできる。
各人のパフォーマーとしての地肩の強さが光るイベントだった。
※DDT「ネタバレ禁止興行 vol.1」神奈川・鶴見青果市場 DDT 2024.4.21(有料)