ちょっと前になりますが、先週土曜日の婚礼着付けにて。
衣裳らくやの婚礼衣裳は、ほとんどが戦前のアンティーク着物で、この日花嫁様がお召しになったのも、今ではあまり見られない裾模様の黒引き振袖でした。
↓鳳凰や鼓、松や花々などを描いたアールヌーボー風の文様が美しい! 昔の着物は身丈が短いので、見えない箇所で胴継ぎしています
裾模様の着物は上半身に文様がなく、やや地味に見えるせいか、選ぶ人が少ないとのことでしたが、豪華で品格のある丸帯を合わせ、帯揚げや抱え帯などの色次第で華やかな花嫁姿に。写真はこちらに。(ちなみにこの日、私は花嫁様の後ろと、新郎様の前の着付けを担当しました)
やはり日本髪っていいですね。日本髪のかつらは「山田かつら」さんが手がける半かつらなので、生え際が自然です(写真では角隠しで見えませんが)。