円居からの派遣で、写真館にて訪問着や七五三の着付けをするようになって8年ほどたちました。
七五三の着付けといったら、以前は9~11月ごろに集中していたのですが、コロナ禍以降はそれ以外の季節でも着付けの依頼が入るように。
コロナ禍前も、さまざまな理由で季節外れの七五三着付けはあったように思うけれど、件数が違うというか。特に暑い盛りの7~8月も途切れずに依頼があるのは最近のことのような気がします(あくまで私の感覚ですが)。
着付けする側としては、七五三着付けが秋に集中して次の年まで全くないより、継続して着付けているほうが手が慣れて着付けしやすいのですけどね。
下の写真は、30数年前の息子の七五三。当時は11月以外の季節に七五三の写真を撮るなんて考えていなかったですねぇ。
このときはまだ着付けとは無縁の生活だったので全く気づかなかったのですが、今、着付け師目線でこの写真を見ると袴の前ひもの結び方が雑というか、蝶結びっぽくて、斜めになっているんですよ。
当時はこれで良かったのかしら?(今は一般的には十文字結び)
※調べたら、こういう結び方もあるようです。
↓この写真ではわかりにくいかな。撮影をしたとき、息子は機嫌が悪くて仏頂面(ぶっちょうづら)だった記憶が。でも久しぶりに見たら、息子なりに頑張って耐えているような表情で、母は思わず「可愛い!」と思うのでした