勝手なもので、日がたつにつれて、あのワークショップはとても良かったと思えてきました。
素晴らしい内容だった。とにかく参加者が良かった。おまけに応援団としていろんな方が来てくださいました。それは大きな支えになっていました。つまり、このメンバーなら「何をやっても悪くなるはずがない」。
さらに、ひょっとしたら参加者にとってとても画期的だったかもしれない。目的としてではなく、学ぶ手段としてドラマを使うということが。
テーマをあらかじめ提示して参加者を募集したわけではないので、予想もしない展開に戸惑われた方も居られたかもしれませんが。
参加者の中には、私も含めて事件当時の沖縄在住者が4名。それぞれがもう一度あの事件と向き合うことになりました。他の参加者に支えられて。
「沖縄以外の方に、多面な沖縄のなかには『軍事基地に隣接した日常生活がある』という一面も知って欲しい」という目的は、演じ、わかちあうことで十分達せられました。
おまけに、「学びの即興劇」のスタイルをちゃんと紹介できたわけだし。大局で見れば、目的を果せて、やはりとても良かったのです。
ただ、終ったときに私自身の頭の中がぐちゃぐちゃだったということは、参加者の中にもクールダウンできないままの人が居たと予想されます。それは大きな反省点。でもこういうことは、一度体験しておくと、次は大丈夫。たぶん。
だいたい、ひとつのワークショップの報告を4回も書き続けるなんて、それほど私にとって貴重な体験だったということです。ああ!ご一緒してくださったみなさんに本当に感謝!企画してくださった方も。
・・・ということで、ここで一区切り。心を落ちつけて、未来へ進むことにします。
30日に「親子で地球温暖化を考える」ワークショップを頼まれています。次はこれに向けて、ガンバルゾ!