ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

会話実験―ダイアローグ「勝手に追試」

2008-06-05 16:53:33 | 授業・教育

最近、授業のことを書いてないですが、少しずつ変えながら、継続しています。

昨日の教職総合演習の授業は、先週の「地球温暖化」のまとめから入りました。時間切れでできなかったので。(先週は、授業をビデオに録画してもらったのです。なので、90分ではとても無理な内容をビデオのために、むりやりやってしまったのでした。反省・・・。学生たちもカメラを意識したと思いますが、私も意識しちゃったんですね。)

次にウォームアップ。まず、ウォーキング、誰かが止まると止まる、誰かが動くと動く、誰かが跳ぶと跳ぶ。そして、告白ゲーム。自分の声の大きさを意識して相手に伝える。大きな声で「好きです」という。恥ずかしい!だけど、なぜか受ける・・・。「もやもやしていたものがふっきれて、やるぞーっていう気になる」そうです。

実は、まったく違うことを予定していたのですが、由莉さんのワークショップに触発されて、ダイアローグを「勝手に追試」。

これは、本当に会話というものについて考えさせられる実験でした。

人の気持ちが、声の大小や遅速、身体の向きやちょっとした動きで変わるということ。見ているほうも、やっているほうも、それが、はっきり分かる。お互いの感じ方の違いがある事も、それぞれが語ることで分かる。

私はその落差を面白がってみていたのですが、学生たちはそれ以上のことをいろいろ考えさせられたようで、「心と身体はひとつだなあ」「自分らしくあればいいのですね」など、心に残る感想を書いていました。

「自分たちの授業をがんばるぞ!」という感想も。来週から学生たちが授業をします。楽しみ!

コメント
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