ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

学ぶことが多かった…日本学校演劇教育会関西支部のワークショップの報告

2017-01-22 10:23:06 | ワークショップの報告
日本学校演劇教育会関西支部のワークショップの紹介をしておきながら、報告をしていなかったことに気づきました。
自分で納得のいくワークショップができなかったので、報告したくないという心理が働いて、サボっていたのです、きっと。

12月27日という年末の押し詰まった時期にもかかわらす、40人ほどが参加されました。しかも遠くは宮城、島根から。

渡部淳先生の講演の後、ほぼ20名ずつに分かれて、小・中学校・国語関係は宮崎先生、理科・環境・高校・大学関係は私がワークショップ。

実は、最後まで何をするかで迷いました。高校・大学というしばり、理科・環境というしばり。しかも直前になって、2時間でなく90分しかもらえないことが分かりました。悩みどころは、リサーチをしてドラマ技法を使うこれまでやってきたことをするのか、リサーチなしでできる新しいことをするのか。来ている人が教員だけでなく、しかも色々な事情からモチベーションの高い人が来ている中で、まったく新しいことをするには不安がありました。かといって、理科・環境というのをはずしてしまうと、それは「看板に偽りあり」ということになってしまうでしょう。

で、「私はミミズ」を採用したのですが、まず最初の場をつくることが丁寧にできませんでした。「頭で動く」状態から「気持ちで動く」状態への切り替えができませんでした。来られた方は、やらされ感満載だったのではないでしょうか。劇で表現した後の「私はミミズ」に関してのふりかえりもできませんでした。つまり、やりっぱなしになったわけです。

でも、私自身は学ぶことがたくさんありました。ふりかえりをパスしてでも行った最後の質疑で、現場でどのような事が関心事になっているのか肌身に感じましたし、自分のやりたいことも見えてきました。

あと残り少ない大学での生活、やりたいことを選んでていねいにやっていこうと思います。
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