ドラマのとびら

即興の劇や身体表現で学ぶ、教える、浮き沈みの日々とその後

スポーツマンシップとは何か

2018-07-07 07:59:59 | 授業・教育
教育実習、介護等体験、部活の試合、体調不良など。応用ドラマ教育論の受講生3名が、久々にそろいました。

えのきの授業は、FIFA World Cupのポーランド戦を題材に。
「スポーツマンシップとは」というテーマ。


「スポーツマンシップ」を辞書で調べると、そのひとつに
「フェアプレーで勝負にこだわらず、明るく健康な精神・態度」
と書かれているそうな。

トライアスロンで、勝負を争っていた弟が最終に熱中症をおこし、その弟を助け、先に弟をゴールさせた兄の映像を見る。

そのあと、
「日本・ポーランド戦のボール回しは、スポーツマンシップにのっとっているのか」という問い。

セネガルが点を入れられてから、西野監督が決断を下すまでの8分間。私たちも監督、コーチ、選手の役になって、どうするか相談するというもの。

学生の監督は、結局、「攻めに行く」と判断。

その後、熱いディスカッションが繰り広げられました。
サッカーにさっぱり興味のない私も、引き込まれました。

「スポーツマンシップ」をどう考えるかという事は、実はその人の人生観がとても反映されていました。

また、そのスポーツのなりたち、歴史、個人競技か団体競技かなどでも、判断の仕方が異なる。ルールが変わったからこそ出てきた戦術で、ルールにも問題が…。などなど、多様な視点が出てきました。

それにしても、3人ともライブで見ていたとのこと。
関心事だからこそ、熱い議論になるのですね。

学生が授業をする良さは、ここにある。
いかに自分の問題になるか、に尽きますね。
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