12月5日付けの当ブログで、球場の日米の違いについて述べ、その時はボストン・レッドソックスのフェイン・パークを紹介しました。
まだ、アメリカには行ったことがありませんので、MLB(大リーグ)の球場について、どんなのかを調べてみます。
今日は、サンフランシスコ・ジャイアンツの本拠地「AT&Tパーク」です。
この球場も、前回と同様、この球場も左右対称ではありません。
おまけに、そのライト(右翼)後方は湾の入り江「マッコピー・コープ」で、場外ホームランは、池(いや海)ポチャとなります。
この球場は2000年にサンフランシスコ湾岸に造られ、本塁から左翼ポールまでが約103mに対して右翼ポールまでが、MLB最短となる約94.2mのイビツな形状をしています。
しかし、右翼までが短いといって場外ホームランは容易と思われますが、大間違いだそうです。
海上では、海に着水したボールをめがけてカヌーを漕いで、フアンがボール争奪戦を展開する様子をTVなどで見たことがあります。
海岸から球場を見る
このホームランの本数は、ジャイアンツの選手が放ったものをスプラッシュヒットとしており、今季終了時点で45本出ています。
ビジター球団は、たったの15本だそうです。
スプラッシュヒットで有名なAT&Tパークは、レンガ造りのフエンスなどでも有名で、古き良き伝統と現代らしさがミックスされた球場なのです。