ご存知の通り、視聴率とは、あるテレビ番組が、その地域の住民が何パーセント視聴したかを表す推定値です。
個人視聴率と世帯視聴率がありますが、一般的には世帯視聴率をさします。
その世帯視聴率と言うものは、どの位信頼性があるのでしょうか?
視聴率の良し悪しはスポンサーの動向に影響を与え、ひいてはテレビ局にとって会社の利益に直結します。
その大事な数値が、いい加減であれば、ただ数値に踊らされるだけになってしまいます。
1962年にアメリカのニールセン社が、日本の視聴率を調査し始めたのですが、2000年にテレビ各社と話し合いがつかず、その後は、日本のビデオリサーチ社一社のみが、調査しています。
調査方法は、主にメーター調査と呼ばれるもので、特殊な機械をテレビに取り付け、自動的に一分刻みで認識して、視聴率を調べています。
その調査の世帯数は、主要地区(関東、関西、名古屋)では、わずか600世帯、その他の地区に至っては200世帯です。
韓国戦で勝利 瞬間最高視聴率は36.7%
視聴率が15%以上あれば、ヒット番組とされ、10%以下であれば、低迷していると言われています。
これは、ゴールデンタイム(19時~22時)で、テレビを見ている世帯が全体の70%あると考えられており、民放5局とNHK2局の計7局で割ると10%になることから、この数値が一つの目安となっているのです。
しかし、たった600世帯の調査で本当に、その番組、ひいてはその会社の浮き沈みを左右するほどの数値として、信頼出来るものなのでしょうか?
統計学上では、どうやら信頼できる数値なのです。
詳細は、明日に・・・・・・