徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

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またまた、視聴率について

2007年12月22日 09時17分06秒 | 独り言・社会・ニュース

視聴率の統計数値は、95%の確率でほぼ正しいと言うことが、前回で分かったことと思います。

 
           1日、30分毎の視聴率の推移

平均視聴率とは、毎分0秒のときの視聴率の平均で、瞬間最高視聴率とは、一つの番組中で最も高かった瞬間視聴率を指します。
では、これまでで、瞬間最高視聴率は、どんな番組でいくらの視聴率をあげたのでしょうか?

1962年以降では、1963年12月31日の第十四回NHK紅白歌合戦でビデオリサーチ調べでは81.4%、ニールセン調べでも89.9%が最高瞬間視聴率でした。

視聴率の三冠王ということを使い出したのは1980年代、フジテレビで1982年から1993年の12年間、三冠王を獲得しました。
三冠王というのは、ゴールデンタイム(19時~22時)、プライムタイム(19時~23時)全日(6時~24時)の三つの区分の時間帯がトップの視聴率をあげた局をそのように表現しました。
この三冠王にプラス、ノンプライムタイムを加えたのを四冠王として使い始めたのが日本テレビで巨人戦を含めて、1994年から2002年の9年連続、四冠王となりました。

 

テレビ離れが言われていますが、特にNHK関係の最近の紅白歌合戦の凋落や大河ドラマの視聴率の伸びが今ひとつです。
これには、一般大衆の趣味の多様化やテレビ以外の娯楽が広まり、その上テレビの企画のマンネリ化が指摘されています。

  
 
大河ドラマと株価 関係ないのでは・・・・    小泉元首相の視聴率??

ちなみに、NHK大河ドラマで期間(初回から最終回まで)の平均視聴率が高かった番組は1987年の”独眼竜政宗”の39.7%、次いで翌年の”武田信玄”の39.2%でした。
瞬間最高視聴率をあげたのは1964年の”赤穂浪士”の53.0%、次いで”武田信玄”の49.2%でした。

今年の”風林火山”の平均視聴率は18.7%、最高でも22.9%。
ここ数年、平均で16%~22%、最高でも22%~27%と低迷しています。
さて、来年のNHK大河ドラマ”篤姫”は、どれだけの数字をあげるのでしょうか?