バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

こだわる男

2009年02月11日 23時13分40秒 | バス運転士

某所から某駅へ向かう路線は、途中のある交差点で県道から外れて某学校へ入り、再び同じ交差点から県道へ戻る。また、その交差点と某学校の間にもバス停があり、当然のことながら某学校へ向かう側と県道へ向かう側の両方にある。そして、某駅へ向かう人たちは、県道へ向かう側のバス停で待っているのだが… 一人だけ、いつも某学校へ向かう側のバス停で待っている男性がいる。どちら側から乗っても運賃は同じだし、バス停があるのだから問題ないのだが… その男性一人のおかげで、バスは同じ場所で二度も停まらなくてはならないのである。その人の乗車時間だけを考えれば十数秒のことだけれど、その僅かな差で県道へ戻る交差点の信号が赤になってしまうこともあるのだ。今朝、私のバスは少し遅れていたにもかかわらず、その男性は手を挙げてバス停に向かって走ってきた。自分が遅れて来たのだから、反対側のバス停で待っていればいいのになぁ… 某学校では2~3人しか乗らないので、そこで座れる座れないという差もないし… 何をそこまでこだわる必要があるのか分からない。