今朝、通勤&通学客を乗せて某駅へ戻ってくると、ロータリー(バス&タクシー専用)に1台の黒い車が停まっていた。ちょうどバスの降車場所だったので、私はプッとクラクションを鳴らした。しかし、まったく動く気配がなかったので、仕方なくその直後でお客様を降ろした。その後、そのままではバスは動けないので、再びプッと鳴らしたが動きなし…。。。それは見たことのない車種で、高そうな雰囲気が漂っていたのだが、その時の私には、天使でもなく悪魔でもなく… 別の何かが「遠慮することはない。もっと鳴らせ!」と命令した。そしてプゥ~~~~~!!!!!と鳴らしたのだが、まったく動かなかった。排気ガスが出ていたので、運転手が乗っている可能性は高い… こうなれば、直接言うしかない。私は「このような車だから、何が出てくるのか分からないが… 矢でも鉄砲でも出してみろ!」と、“殉職”を覚悟してバスを降りた。そして、その車の左前の窓を叩くと、推定30歳くらいの男が窓を開けた。私は「ここはバスが出入りするから、どいてくれないかなぁ~!!」と少し強い口調で言った。すると、その男は「えっ… じゃあ、どこへ行けばいいの?」と、意外にも大人しい反応だった。こうなると私も「初めて来たら分からないかもしれないけど、この下にマイカーのロータリーがあるんだわ。悪いけど、そっちへ行ってくれる?」と普通の口調になってしまう。そして、男の車は出て行った… と、思ったら、すぐにまた別の車がハザードを出して停まり、運転席から一人の男が降りてきた。私はすぐに飛んで行って「バスが来るから、ここには停めないで! 下に行って! この下にロータリーがあるから!」と言っているところへ、バスが入ってきたのでありました。その後も何台ものマイカーが出入りしていたところを見ると、マイカーに対する案内不足(分かりにくい表示?)なのかもしれないとも思う。もっとも、中には“確信犯”もいるようですが…