バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

何度も繰り返す真意は?

2009年02月14日 20時48分24秒 | バス運転士

始発点である某院の発車時刻直前になって、一人のオバサンが運転席横までやってきた。そして「(終点の)某駅までいくら? 細かいのがコレしかないんだわ」と言いながら、手の平に乗せた100円玉2枚を見せた。私が「250円になりますが… 駅に着いたら両替します」と言うと、オバサンは「いや、ホントに大きいのしかないんだわ。細かいのはコレしか…」と言った。私が「大丈夫です。両替できますから…」と言うと、オバサンは席に戻った。終点の某駅に到着して、私が「一万円ですか?」と尋ねると、オバサンは「いや、五千円だけど… ホントに細かいのはコレしか…」と言った。私はサッサと両替をして、運賃を払ってもらったのだが… オバサンが何度も「(小銭は)コレしかない」と繰り返したのは、ただ「小銭がないのは本当です」と強調したかっただけなのか? あるいは、私が「じゃあ200円でいいですよ」と言うのを待っていたのだろうか? う~む…