朝の出勤時には必ずバスの点検をする。照明類やタイヤなどの車外はもちろんのこと、昨夜の忘れ物がないか車内もチェック… すると、ある座席の足元の壁面に一枚のカードを発見した。
誰かが落としたことに気付かなかったのか? それにしても不思議な位置にピタッとくっついて… アホな私は、一瞬「カードマジックの達人の仕業か!?」と思ってしまったのだが…
そんなわけはなく、思いっ切り噛み噛みしたガムによって貼り付けられていたのである。私は、持っていたティッシュペーパーとビニールで何とか“それなりに”除去したのだが…
多分… 昨夜、ガムに味がなくなったのか、そのガムがまずかったのか… その理由は分からないが、犯人は「一刻も早く噛んでいるガムを捨てたい」と思ったのだろう。
しかし、もともと先のことを考えるのが苦手な(嫌いな)犯人が、ガムの包み紙を捨てずに持っているはずもなく… たまたま財布の中にあった“残額ゼロのカード(つまりゴミ)”にガムを吐き出した。
しかし、どこかでゴミ箱を見つけるまで、それを持ち続ける責任感のない犯人は、そのままバスの壁にベトォ~… そして、犯人は口も手も財布もスッキリさせて、バスを降りて行ったのでありました。あぁ、お客様… 否、犯人満足ってか? ハハハ…