そこで、ある運転士から「えっ!? 松井さん、(アルコール類を)飲んでないの?」と言われたので、私は「明日が仕事だから…」と答えた。すると「偉いっすねぇ…」と言われてしまったので、「いや、そうじゃなくて… 万が一、明朝の出勤時にアルコールが検知された場合に“機械がオカシイ!”と胸を張って言うためだよ」と答えた。
以前、会社から渡された資料には“ビール500mlのアルコールが分解されるまでに4時間が必要”となっている。だから、明朝の出勤時間が6時だったとすると、今日の午後6時まで1500mlのビールを飲むことができる計算になる。もちろん、個人差があるのだが…
私も、過去には“休日の昼間に企画される運転士仲間の宴会”で1~2杯のビールを飲んだことがある。言うまでもなく、翌朝にアルコール検知されないように“十分すぎる時間を空けていた”ので、検知されたことはないのだが… 今回は「それさえもやめよう」と思ったのだ。
もしも、今日のパーティーで一滴でもアルコールを飲んでいたら、明朝“何かの間違いで”アルコール検知器が作動してしまった場合… そこで、私が飲んだ量や終了時間を言ったところで、「それは本当か?」と疑われてしまうだろう。それに、私自身も「自分のアルコール分解能力が予想以上に低いのか?」と思ってしまい、強く言えなくなってしまうのである。
それ以前に、明朝のことを気にしながらアルコール類を飲んでいたら、楽しくもなんともないのだ。それならば、アルコールなしで普通に楽しんだ方が良いのである。まぁ、もともと“酒を飲みたいと思ったことがない”私なので、そういうことを言ってられるのかもしれないが…
もしも、もしも、もしも! この世にお酒というものがなく、宴会ではシュークリームなどを大量に食べる習慣があったとしたら… 最近は食べないようにしている私も我慢できなくて… みんなと一緒にバクバク食べてしまうだろうなぁ~! 翌朝の出勤時に“糖分検知器”が作動することも忘れて…(なんじゃそりゃ!?)