今日の朝7時半過ぎ… 乗客ゼロで某所を発車した。まぁ、それはよくあることで、途中から続々と乗客が… が… が、平日にもかかわらずパラパラと乗ってきただけで、「えっ… このバス停に誰もいない!? 時間、早くないよなぁ~」と不安になるくらい乗客が少なかった。う~む… カレンダーの数字は黒いけれど、世間の半分は赤のようで…
そんな日の午後、某総合駅で10名ほどを乗せて発車した。途中でちょいちょい乗降客扱いをして、残った3名を乗せて終点の某所に到着… すると、一人の男性が運転席の横までやって来て「○○館へ行くには、どうすればいいの? ▲▲系統のバスに乗れって書いてあるんだけど…」」と言いながら、一枚の資料を見せたのである。
私は“その資料に系統は書かれているけれど、経由が書かれていないこと”を確認して、運行カードを見せながら「えぇ~っと… この▲▲系統は○○館経由と××町経由の2種類あるんですよぉ…」と説明した。すると男性が「この資料が古いってこと?」と言ったのだが… 確かに、以前は××町経由の道路が一方通行だったので、バスが走っていなかったのだ。
最後に男性が「じゃあ、これからどうすれば○○館へ行けるの?」と言ったので、私は▲▲系統のバス乗り場を教えた。そして、待機場所へ移動すると… 先輩運転士が“今にも出発しそうな雰囲気”を醸し出していたので、「これから何処へ… ○○館経由ですか?」と聞いたら「そうだよ」と言ったので、私は前述の男性が待っていることを伝えた。あぁ、良かった… 男性の待ち時間が僅かで…
それにしても… なぜ、上の方の人たちは▲▲系統について真剣に考えないのだろうか? えっ!? 発車前に案内すればいい? いやいや、それでも運賃の返金やら説明やらで無駄な時間を費やすことになるんだし… 案内を聞いていない場合もあるんだし… 根本的な解決にはならない。一番簡単で良い方法は“○○館経由と××町経由の系統番号を別々にすること!”だと思うのだが… ♪なんでだろう~なんでだろう~ななななんでだろう~???