先日の早朝、営業所の門が開く時間よりも20分ほど早く着いてしまったので、営業所の前を通り過ぎて500mくらい行ったところにあるコンビニへ行った。そこで、目の前に“ある路線の分岐点となっているバス停”があることを思い出し、買い物を済ませてから時刻表を見たのだが… 案の定というか何というか、想像以上であった。
私が見た時刻表のタイトルは“■■系統・A住宅地行き”で、その下に小さな字で“○印はB所行き”&“△印はC駅行き”と書いてあり… いくら同じ■■系統とはいえ、3か所の異なる行き先のバスの発車時刻が一枚に書いてあったのだ。それらのバスは全てC駅から出てくるのだが… そのバス停のすぐ次が“A住宅地”で、そこから更にいくつか進んだ先に“B所”があり… もう一つは左折&左折&左折&右折して“C駅へ戻る”のである。
例えるならば、名古屋駅から東京方面へ行く新幹線のホームの時刻表に、まずは大きく“三河安城行き”と書いてあり、その下に小さく“○印は東京行き”&“△印は博多行き”と書いてあるようなもので… 行き先をしっかりと確認せずに東京へ行くつもりで新幹線に乗ったら、なぜか信州&北陸を回って… 博多へ行くことになってしまうかもしれないのである。
5月2日に書いた話もそうだけれど… 「そんなの、よく見れば分かるだろう!」なんてぇ~のは、作る側の言い分であって… 利用する側の立場になって考えていないような気がする。同じ系統番号なのに、通る道が違うとか行き先が違うとかって… どうなん???
また、系統番号には“駅名”が入っているのだが、その駅まで行かないとかって…(例えば“東京100”という系統番号のバス路線があったとして、実際に大阪から東京まで行っているけれど、2本に1本は途中の静岡が終点になっているとか…) 系統番号の存在が、逆に混乱を招いている場面が意外と多いような気がするのだが… どうなん???