ミスした運転士と対応する上司

【完全弊社の某営業所で…　新人運転士さんが、あるバス停を早発したことに気が付いた。そこでＡ停から営業所へ電話をして、上司から路線復帰の指示を仰いだまでは良かったのだが…　今度は、自分が停車しているバス停を勘違いしていて、一つ手前のＢ停と伝えていたことに気が付いた。その時、再び営業所へ電話をすれば良かったのだが、乗客に叱責された運転士さんは、慌ててバックして指示とは違う方法で路線復帰…　そこで時間が掛かり過ぎたことを疑問に思った上司が、その運転士さんを問いただして発覚した】という話が、掲示板に貼ってあった。

運転士さんと上司との“やりとり”は、どんな感じだったのか？　乗客からの叱責は、どんな感じだったのか？　その時の車内は、どんな雰囲気だったのか？　禁止されている公道でのバックをやってしまったのは、一刻も早く復帰しようとしたからだと思うのだが…　なぜ、上司が疑問に思うほど時間が掛かってしまったのか？　などなど、詳しいことは分からないけれど…　とにかく、こんなことで仕事が嫌になって、辞めてしまわないことを祈るのみ…

さて、そんなことを考えながら、運転士仲間と一緒に掲示物を見ていた時…　たまたま通りかかった上司が「この掲示物を通して、上の方が最も言いたいことは…　ミスをしてしまった運転士は平常心を失っているのだから、その電話を受けた上司がもっといろいろなことを考え、適切な対応をしなければいけないということだと思うよ」と言った。う～む…　“金銭確保”がそんなこと…　ま、いっか！　そういうことにしておこう。

そういえば、前の営業所時代に…（以前、書いたかもしれないけれど…）　私がバスの左ミラーを街路樹にぶつけて破壊した時、動揺しながらも営業所へ電話をして、「左のミラーを壊してしまいました」と報告したのだが…　電話に出た上司Ａとは別の上司２人（ＢとＣ）が交換用ミラーを持って来て、「こりゃダメだ。ステー（ボディーとミラーを繋ぐ金具）までイカレとる。代行バスを呼ばなきゃいかん。松井くんがミラーだけだって言うから…」と責められたことがある。

さらに、上司Ｂからは、「自分の罪を軽くしようと思っているから、そういう発言になるんだ。オマエは、そういう人間だ」みたいなことを言われた記憶がある。「そんな…　見られたらすぐにバレるような嘘をつくほどバカじゃない」と思った私は、その場で否定したのだが…　「いや、オマエは自分がそういう人間だということに気付いていないだけだ」とボロクソに言われ、私の意見は完全にシャットアウトされたのだった…

その後、私は今の営業所へ転勤となり、その上司とは会っていないのだが…　それから間もなく、その上司が“特に用事もないのに勝手に早朝出勤していて、その手当てをずっと自分に付けていた”ということが発覚して、他の営業所へ転勤させられたと聞いた。あぁ～、残念！　そいつに向かって「オマエは、そういう人間だ！」と言ってやりたかったなぁ～！！！　ハハハ…。。。それはそうと…　運転士が似たようなこと（着服など）をやると、半ば強制的に退職させられるのに…　なぜ、上司の場合は転勤で済まされるのか不思議…　「そういう会社に魅力を感じる！」と思った人は、ぜひ一度お試しあれ！　なんちゃって…