バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

毎度お馴染みのボケ脳プチパニック

2015年10月23日 21時03分42秒 | バス運転士
午前10時半頃に某総合駅を出発、某運動場へ向かって順調に走っていた。その途中にある大きな交差点には、手前(西)と先(東)に同じ名前のバス停があり、私のバスは手前のバス停を30秒くらい遅れて発車… 「次は○○停・東~」とアナウンスが流れたところで信号待ち…

信号が青に変わり、ブォ~ンと発進… 「ご乗車ありがとう~(以下略)」と言いながら、○○停・東に到着… 両扉を開けて、乗降完了を確認、新システムの“デジタル時計&バス停表示画面”を見ながら扉を閉め… て… と… 思ったのだが、画面のバス停表示が○○停・西のままだったのである。

私は「あれ? さっき、バス停表示送りボタンを押すのを忘れたっけ!? いや、乗降客扱いで扉を開閉しているんだから、押し忘れも何もないよなぁ~ それじゃあ、その前からズレていたのか??? いや、さっき“次は○○停・東~”って音声が流れたような気がするけど…」と考えながら、車内フロント上部の“お客様向けバス停表示器”を見上げた。

すると、そこには“○○停・東”と出ていて、デジタル時計は10時38分を表示… もう一度、新システムの画面に視線を戻して確認… すると、やはり“○○停・西”が現在地であると表示されていて… なんと! デジタル時計は10時36分を表示していたのである。

それらを見た私は「え、え、え… なんで上と下でバス停表示が違うんだ? しかも36分と38分って… どっちが正しい時刻なんだ? 運転カードは… ゲゲッ! 40分!? ん、あ、それは次のバス停の時刻か…」と、プチパニックに陥ってしまいボケ脳が停止… それと同時に、視線も新システムの画面で停止した。

しばらくして、新システム画面のデジタル時計が止まっていることに気が付き、画面にタッチしてみたけれど、当然のことながら反応なし… 「バスの主電源をオフ・オンすれば直るだろう」と分かったけれど、「運行そのものには影響ないんだし… 今、そこまでやる必要はない」と判断して、旧システムのように運転カードと自分のデジタル時計を見ながら終点まで走った。

転回場に入ってから、バス停送りボタンを何度か押したところ… 車外・車内ともに表示は正しく… 回送にもなったし、その後の運行にもなった。が、運転席の右にある新システムの画面だけは止まったまま… しかし、主電源のオフ・オンをやってみたら簡単に直り、その後は問題なく勤務終了… 一体、何だったんだ!? 変な電波を出す人間が乗っていたのかな?(オマエ以外にはおらんだろ!)