バスを甘く見ていた私

今朝、職場を出て最寄り駅へ向かっている時、女性陣から「これから市内中心部へ直行するの？」「今から行って並んどいた方がいいんじゃない？」などと言われたので、私は「いや、帰る。まだ２時間半もあるんだよ」と答えた。すると、「買えなくなるかもしれないよ」「そうそう、市内中心部の喫茶店でモーニングでも食べとりゃ～」などと言われたのだが…　私は予定通り帰宅した。

食事をして、シャワーを浴びて、睡魔と戦いながら地下鉄に揺られて…　午前１０時過ぎ、市内中心部にある“インスタ映えするバスターミナル”に到着した。そこでは“だがや市バス”のイベントが行われていたのである。私の目的はただ一つ…　だがや市バスのミニカー（１個９００円、限定９０００個）である。私の前を歩いていた男性が、係員に「ミニカーの販売はどこですか？」と尋ね、係員が「このエスカレーターを上がったところにある広場です」と答えているのが聞こえたので、私も上へ…

広場に出てみて驚いた。東西１００ｍ・南北１５０ｍくらいの広場には、人人人人人人人…　そこにいる全員が二列に並んで、くねくねと蛇行しながらゆっくりと進んでいたので、私は「ゲゲッ…　これって…　ミニカーを買う人の行列なのか！？　１０００人くらいいるだろうか？　いや、もっと多いかもしれないなぁ～　どこが最後尾かも分からないし、待ち時間も分からないし…　よし、帰って寝よう！」と即決したのだった。

実は、私…　職場仲間に「電車と違ってバスだから…　そんなに並ばないでしょ！　大丈夫！」と断言していたのである。それがまさかの大行列…　甘かったなぁ～　きっと、列の先頭の方で並んでいた人の中には、“大蛇”がうごめく広場を見ながら「こんなに並んでいるのかぁ～　これじゃ売り切れるかもしれないなぁ～　そうだ、転売して儲けよう」と思って１０個くらい買った人もいるに違いない。１０年以上前に自費出版した私の本も…　こういう場所で販売していたら、もう少し売れていたかもね。ハハハ…（販売許可を得るためには、バス会社をヨイショしなきゃならんから…　オマエには無理だな。ハハハ…）