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バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

試作段階のシステム

2019年11月14日 17時24分06秒 | 仕分け作業(夜勤)
昨夜、仕分け作業で忙しい最中に… 契約リーダーから「新しいシステムを試したいということで、システム部門の正社員が来るので話を聞いて欲しい」と言われた。しばらくして、3人のそれらしき正社員がやって来て、私が仕分け作業に使っていた機械をチョチョイと操作… 新しいシステムの画面に切り替わったところで簡単な説明を受け、「まだ試作段階なので、後で感想を聞かせて~」と言われた。

画面に表示される“箱の番号が大きく表示される”のは良いと思ったのだが… 機械に負担がかかるシステムなのか、機械の反応が私以上に鈍くて鈍くて… これまで通り、複数の荷物を左腕に載せて、荷物を「ピッ!」箱を「ピッ!」、テンポよく「ピッ! ピッ! ピッ! ピッ!」と行きたかったのだが、「ピッ! … ピッ! … ピッ! … ピッ! …」という感じでペースが乱されてしまうのである。

そこで急いで「ピッ! ピッ!」とやろうものならば「ピィーーー!」とエラーになり… これまでは、“荷物をピッ!”とやった後の“箱をピッ!”とやった時点でのエラーならば、“箱だけピッ!”とやり直せば良かったのだが、新しいシステムでは“再び荷物をピッ!”とやってから“箱もピッ!”とやらなくてはいけないのである。う~む… これが改良と言えるのかどうかビミョーである。

まだ試作段階ということで、エラーが表示された時に“自力で復活できない”場合があり… システム部門の正社員が持っているノートパソコンの画面に表示されているコードを「ピッ!」と読まなければ復活できなかった。仕分け作業の途中で真夜中の昼食タイムに入り… 昼食後、仕分け作業を再開… しばらくしてエラーになってしまったので、私はシステム部門の正社員を探したのだが、何処にも見たらず… 私は「おいおい!」と思いながら早々にシステム部門の正社員を探すことを諦め、予備の機械に交換して作業を続行した。

私の他にもう一人、新しいシステムで作業をしていた契約仲間もエラーになり、“システム部門の正社員が何処にいるのか”他の正社員に尋ねたところ… 「まだ新しいシステムで作業をしていたのか?」と呆れられたような顔をされ、「(システム部門の正社員は)もう帰ったよ」と言われたらしい。あれまぁ! そうならそうと伝えてくれよぉ~ ホント、この会社の正社員は人の気持ちを考えられないんだよなぁ~ 多分、ほぼ全員が…

仕分け作業終了後… 恒例となっている“チェック漏れリスト”を見ながらの確認作業を開始… 仕分けされた複数の荷物が入っている箱の中に手を入れて、チェック漏れの荷物があるかどうか一つずつ確認… 手前の荷物を箱から取り出して、奥にある荷物も一つずつ確認… いつものように「あった! ピッ!」や「ない!」を繰り返すのだが、時々「あった! ピィーーー!」となることがある。それは“その荷物はちゃんとチェックしてあるよ!”というエラー音である。

機械で荷物をチェックしてから正社員のパソコンに反映されるまで、少し時間がかかることは分かっているはず… それにもかかわらず、正社員は自分のペースで(フライングして)“チェック漏れリスト”を印刷してしまうのである(エラーになった荷物は、仕分け作業の終盤にチェックされたものだと思われる)。ホント、「無駄な作業をさせられた」という人の気持ちを考えられないようで… そういえば、休憩室の壁面に「お客様の涙をゼロに!」みたいな言葉が新たに掲示されていた。ふ~ん… 我々は常に泣かされているけどね。ハハハ…(ウソつけ! 笑っとるやないかぃ!)