バス運転士のち仕分け作業員のち病院の黒子 by松井昌司

2001年に自分でも予想外だったバス運転士になり、2019年に某物流拠点の仕分け作業員に転職、2023年に病院の黒子に…

バス運転士の遺産と呪縛?

2025年02月13日 12時07分22秒 | バス運転士
テニスイベントなどの時、私がマイカーに仲間を乗せて行くことがあるのだが… 「やっぱり松井さんが運転する車には安心して乗っていられる」と言われることがある。特に速い訳ではないが遅い訳でもなく、ただ流れに乗って走っているだけ… 私は「そんな、普通の運転だと思うけど… 他の人と何か違うの?」と聞いてみたのだが、その人も何が違うのかハッキリと分かっておらず、明確な返答がなかったので謎のままだった。

が、先日… 一人でマイカーに乗って走っていた時に「ひょっとしてブレーキ操作かな?」と思った。バス運転士をやっていると“バス停が近付いてブレーキを踏もうとするタイミングで高齢者が席を立つ”なんてことは日常茶飯事で、それでも転倒させないようにブレーキ操作には常に気を遣っていたから… そういう癖が付いているのかもしれない。そうそう、十数年前の話だと思うけれど、母が「お父さんの運転はブレーキがキツイもんで車酔いするんだわ。昌司と交代しやあ」と言ったことがあったっけ…

また、バス運転士を辞めて5年以上が経っても… 昨年までは“バス運転士として仕事をしている夢”を見ることが圧倒的に多かった。しかし、今年になってから見た記憶がなかったので「ようやくバス運転士の呪縛から解き放たれたようだ」と思った。その代わりに“テニスをやっている夢”が急増していて、今朝も“ビルを解体した跡地のような凸凹のコートでテニスをやっている夢”を見た。と、ここまで書いたところで… “そのテニスコートまでバスを運転… 否、バスで移動していたこと”を思い出した。

【あるバス停に一台の路線バスが停まったまま動かなかったので、「何かあったのかな?」と様子を見に行ったら運転席が空っぽだった。単なる通行人の私が「どういう状況なんだ? 乗客に何か説明しなきゃ」と思いながら運転席に座ってマイクを手にした途端、バスが自動的に走り出してしまった。そして、センターラインもない狭くてクネクネした道路をスイスイ… 対向車が来ても減速せずにブイブイ… テニスコートの前で停止したので、そこで正規の運転士さんと交代した】という内容だった。ま、私は運転士ではなかったからセーフ…(いや、運転席に座っていたらアウトじゃね?)


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