『ロストID』
BELLICHER CEL(2012年オランダ)
監督:ピーター・ド・バーン
脚本:ウィレム・ボッシュ
ミハエル・リンデルツ
マッチス・ボクティング
ピーター・ヴァン・デン・バルグ
原作:チャールズ・デン・テックス
出演:ダーン・スフーアマンス
ティム・ミュルク
アニエック・ミュース
リクル・ミュース
■ストーリー■
コンサルタントのマイケルは、離婚した妻と暮らす息子の誕生会に行った帰り、自動車が川で横転しているのを発見するのだった。自動車の中からは元依頼人ウォルバートの遺体が、、。
警察は、この事件でなく知らない土地で起きた少女ひき逃げ事件の容疑者としてマイケルを拘束するのだった、、。カメラに映った自動車がマイケルの名前で購入されていたからだった。やがてマイケルのIDが使われ、テロリストがマイケルの名を使っているコトを知るのだった。マイケルはウォルバートの部下リシャール、弁護士のフーシェと事件の真相をさぐるのだが、、。
■感想■
オランダ製のサスペンス映画。
2008年にオランダ国内の最も優秀なクライム小説に送られる【Golden Goose賞】を受賞したベストセラーの映画化作品だそうです。
オランダの【レンブラント・アワード】2013年の作品賞にノミネートされました。
ランニングタイムが88分と短めなコトもあり、テンポ良く、あっという間に事件が解決!!
「えー、、もう解決!!」
ミステリーでなく、アクション映画です!!主人公以上に活躍が目立つリシャール!!
なんか、主人公マイケル的には解決して良かったですね、、。みたいな感じで終わりますが、モヤモヤ感が残る感じ、。
2008年ころ、オランダではIDが乗っ取られてたりするようなコトがテーマとして目新しかったんでしょうか??
今作はオランダのTVドラマ”bellicher”の映画版のようです。
bellicherは主人公の名前ですね、、。
TVシリーズの映画化だと思って振り返ると、モヤモヤ感が少し晴れた感じに、、。TV版の主人公ですから、マイケルが助かればOK!って感じなんでしょうね、、。
2013年ころ、オランダ映画のこういう作品までソフト化してました、、。
全体的の印象は日本の1990年代の2時間サスペンスみたいなかんじでしょうか??
軽い気持ちで観るのが、ちょうど良い感じかも??
でも、TV東京の「午後のロードショー」とかでは放送しない感じ、、。地味な作品ですからね、、。
自分がオランダ映画で「午後のロードショー」で放送して欲しい作品といえば、今作よりも、次にあげるような作品です、、。
ディック・マース監督の『小さな目撃者』(1999年)、『HUNT 餌 』(2016年)、『ナイトメア・オブ・サンタクロース』(2010年)、『アムステルダム無情』(VHSソフト題:『アムステルダム 怒りの追撃』)(1988年)。
若者のミステリー系ホラー映画『YOU ARE NEXT ユー・アー・ネクスト』(2016年)。
アプリの恐怖を描くデジタルホラー『APP:アプリ』(2013年)などなど、、。
ちなみに『APP:アプリ』はランニングタイムが79分と2時間枠だとかなり余っちゃう感じです。でも「午後のロードショー」でかつて『JAWZ ジョーズ2』(1978年)を放送したとき、すごーく短かかったことがありました、、。2016年だったか、もっと前だったか、、
なんで79分の『APP:アプリ』を放送しても大丈夫な気もしますが、エンドクレジット込みで79分ですからね、、。
ディック・マース監督のスリラー映画”QUIZ”(2016年)は未だに未公開のまま、、。
観たいと思っているんですが、すでに10年以上前の作品、、。
観るのが難しそうですね、、。
自分が好きなオランダ映画は
ライオンが街にいたらというだけなのに、すごーく面白い!!
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