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『リトル・シングズ』 ささいなコト??

2021-07-15 00:02:17 | ミステリー

リトル・シングス
THE LITTLE THINGS(2021年アメリカ)
 監督:ジョン・リー・ハンコック
 脚本:ジョン・リー・ハンコック
 出演:デンゼル・ワシントン
    ラミ・マレック
    ジャレッド・レトー
    ナタリー・モラレス
    クリス・バウアー

 ■ストーリー■
 1990年10月、カーン郡の巡査ジョー・ディーコンは上司に呼ばれる。以前逮捕した強盗犯の事件で証人の目撃者が証言があやふやになり見たのはブーツだけと言い出したので、証拠の血のついたブーツを回収するためロスへ行くことになるのだった。ロスでは検査してから証拠品を渡すということになり1晩泊まることに、、。
 そのころ、ロスでは4人が殺される連続殺人事件が起きていて、その夜5人目の犠牲者が発見されるのだった。ジミー・バクスターは、かつてロサンゼルス警察にいてトップの検挙率だったディーコンにこの事件の意見を求めるためディーコンを犯罪現場へ連れて行くのだった。ディーコンは翌朝、上司から連絡あり強盗犯が司法取引に応じたためブーツは必要なくなったと言われるのだった。一方、連続殺人事件を追うバクスターは近くに住む性犯罪者スタン・ピーターズを捕えるのだった。しかしその後、スタンは自殺してしまうのだった。そして、また6人目の被害者が発見されるのだった。
 ディーコンは、ある娼婦連続殺人事件の捜査に執着するあまり、妻と離婚し、大病を患い警察をやめカーン郡に引っ越したため、警察署では評判が悪く、ジミーは警部からディーコンに関わるなと忠告されるのだった。
 ディーコンは休暇をとり事件の捜査を始めるのだった。5人目の被害者の部屋の冷蔵庫が壊れていたことが気にかかり、修理を依頼していた電気屋に捜査するのだが、、、。

 
 ■感想■
 ジョン・リー・ハンコック監督&脚本のミステリー映画。
 主演はデンゼル・ワシントン。
 ランニングタイム128分の大作ですが日本劇場未公開!!
 デンゼル・ワシントン主演でも劇場公開されないのね、、。
 と、思って観はじめたら、最後の方で思わぬ展開に、、、。まるで、1970年代の劇場未公開作品のような後味の悪い展開に、、、。

 今作のコトは全然ノーチェックだったんですが、久々にレンタル店に行ったらデンゼル・ワシントン、ジャレッド・レトー出演昨のミステリー映画で劇場未公開の今作が大量に陳列されていたので、思わず手に取りレンタルしました!!
 
 ランニングタイム本編実質122分と長めの作品ですが、中だるみもなく、最後まで楽しく観れました、、。まぁ、ほんとうのコト言うとあと10分くらい短くても良かったような気もしますが、、。
 自分は、けっこう好きです、こういう作品。 

 監督のジョン・リー・ハンコックの作品は脚本を書いた『スノーホワイト』(2012年)しか観ていないです。
 『アラモ』(2004年)、『しあわせの隠れ場所』(2009年)、『ウォルト・ディズニーの約束』(2016年)、『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016年)の監督です。

 1970年代の劇場未公開作品みたいと先ほど書きましたけど、良く考えると1970年代風というより、この後味の悪さは、まるでヨーロッパ映画のような印象を受けちゃいます。結局事件は解決していないし、、。
 明らかに風景はアメリカなのに、まるでヨーロッパ映画みたいな奇妙な印象を受けちゃいました、、、あくまでも個人的な印象ですけどね。

 デンゼル・ワシントンが死体と話すシーンがあるので、てっきり超能力者??とか(って思わないですね、、)

 雰囲気とか、ミステリー映画としてかなり良いので、熱心なミステリー映画ファンには面白いかも??
 
 ミステリー映画度      ★★★★
 後味悪さ度         ★★
 次に事件が起きないと良い度 ★★★★

 


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