『フェイクシティ2』
STREET KINGS 2 MOTOR CITY(2011年アメリカ)
監督:クリス・フィッシャー
脚本:エド・ゴンザレス
ジェレミー・ハフト
出演:レイ・リオッタ
ショーン・ハトシー
ジョー・ティンバン
■ストーリー■
麻薬課の潜入捜査官マーティたちのグループは、捜査中に正体がばれ銃撃戦になり、マーティは足を撃たれ重症を負う。3年後、マーティは足をひきづりながら警察に務めていた。そんなとき殺人課に異動したキンタナが何者かに殺される事件が起きる。かつての潜入捜査の仲間だったマーティは、キンタナのパートナーだった若手刑事のダンと、この事件の捜査にあたることになる。
そんなとき、当時、同じ麻薬課の潜入捜査のグループのメンバーたちが何者かに襲われていく事件が起きるのだった。
■感想■
今日も、前に観た作品を記事にします。なぜ、今頃??て思われちゃいますが、記事が書きかけだったので、、。ってそんな理由です。
ジェームズ・エルロイ原案、脚本の『フェイクシティ ある男のルール』(2008年)の続編。
続編と言っても、タイトルが”2”なだけで1作目と全然関係ない作品です。今作から観ても大丈夫ですが、前作を未見の方は前作を観て欲しいです。
今作はオリジナルビデオ作品です。1作目は製作費2000万ドルのメジャー作品だったのに、、。
監督のクリス・フィッシャーは、「コールドケース」「パーソン・オブ・インタレスト」「マジシャンズ」等々、主にTV界で活躍している監督のようです。脚本のジェレミー・ヘフトもTVドラマ中心で活躍しているようです。
前作は、監督デヴィッド・エアー、脚本ジェームズ・エルロイ、カート・ウィマー、ジェイミー・モスと超豪華でしたけど、、。
出演は、前作のキアヌ・リーブス、フォレスト・ウィッティッカーから、レイ・リオッタ、ショーン・ハトシーに。
オリジナルビデオ作品だから、スケールダウンはしょうがないですけど、問題はスケールダウンより、どこかで観たことあるような平凡なストーリーかも??
犯罪・ノワール、アクション映画の傑作だった前作に比べて、今作は、オリジナルな良さがあまり思いつかない、いかにも急いで製作されたかのような、良くありがちな犯罪物になっちゃいました!
観終わったら、数か月で内容を忘れるような作品って感じでしょうか??
『フェイクシティ ある男のルール』の続編として観ないで、普通の犯罪物として観れば、、、「午後のロードショー」で観るなら及第点って感じでしょうか??
あまーく観れば、それなりに普通に楽しめるくらいの作品になっていますけど、あえて傑作の『フェイクシティ ある男のルール』の続編をうたってしまうって、自らハードルを上げちゃってます。
期待度の方が高くて、今作の評価を下げる結果に・・・。
なぜ続編のタイトルに??
1作目が2008年で今作が2011年で、3年後になぜ??
主演は、良い役も悪い役も演じるレイ・リオッタ。
レイ・リオッタの魅力だけで1本、映画作っちゃいました。みたいな作品です。
レイ・リオッタの魅力度 ★★★★
続編のタイトルでない方が良かった度 ★★★★★
良くあるストーリー度 ★★★★★
今作と関係ない1作目は大傑作。
最も好きな犯罪映画の1本。
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