『ブラック・メール脅迫』
KEYS TO TULSA(1996年アメリカ)
監督 レスリー・グリーフ
脚本 レスリー・グリーフ
原作 ブライアン・フェア・バーキー
出演 エリック・ストルツ
ジェームズ・スペイダー
デボラ・アンガー
マイケル・ルーカー
ジェームズ・コバーン
キャメロン・ディアス
■ストーリー■
リクターは母親のつてで田舎町タルサに舞い戻ってくる。新聞記者として働き出すが、リクターには町の権力者の石油王ハーモンの娘に手を出して町を追い出された過去があったのだ。
リクターは悪友ロニーからポーチを預かるが、そのポーチにはハーモンの息子ベッドフォードの人に知られたくない秘密が隠されていたのだった。
■感想■
エリック・ストルツ、ジェームズ・スペイダー出演のサスペンス映画。
オリジナル脚本の作品と思っていたらちゃんと原作がありました。
原作はブライアン・フェア・バーキーだそうです。
サスペンス小説としてはどうか分かりませんけど、映画向きの題材じゃないみたいな内容の作品でした!
冒頭、キャメロン・ディアスが出てくるシーンだけ面白いですけど、あとはダラダラ、ゆるゆる、間伸びした普通のドラマが展開されるだけ。まあ、そんなに言うほどつまらなくないですけど、長すぎ!長すぎ!
ランニングタイム114分は長すぎ。
この内容なら70~75分で十分!
こんな薄い内容なのに、114分なんて!
本国アメリカでは116分のアンレイテッドバージョンもあるそうです!!
でも、原作はサスペンスなんでしょうか??
サスペンスとしたら、あまりにもサスペンス要素が少なすぎ。
サスペンスというより、田舎の町の人々の暮らしがドラマとして描きたかっただけって感じです。
田舎の町の人の生活をダラダラ描くような作品にサスペンス要素なんかいれないでぇ。
そういう作品には、恋愛とか友情とか、そういう要素だけを入れて!!
ビデオのパッケージを見ても絶対本格的なサスペンス映画だと思っちゃいますもんね。
出演者も、エリック・ストルツ、ジェームズ・スペイダー、ジェームズ・コバーン、キャメロン・ディアス、デボラ・アンガーと豪華なキャストなので、A級作品と思っちゃいますよね。
実際は、キャメロン・ディアスは、ちょこっとしか出てきません。まぁ、ちょこっとと言えばジェームズ・コバーンも何のために出てきたのか分からない役でしたネ。
こんな中途半端な作品をDVD化するなら、もっと違う作品にして欲しいです。
1970年代の作品のイタリアの映画のポリッツィエスコとかソフト化してくれないですかね??
『ナポリ犯罪ルート』(1976年)、『フェラーリの鷹』(1976年)、『特攻警察』(1976年)とかとか。
どこかのメーカーさん、DVD化してくれないですかねぇ!もちろんDVD化する時はテレビ放映音源の日本語吹替え付きでお願いします!!
今作は豪華なキャスティングにオマケしても、10点
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