『ライブリポート』
LINE OF DUTY(2019年イギリス、アメリカ)
監督:スティーヴン・C・ミラー
脚本:ジェレミー・ドライズデール
出演:アーロン・エッカート
コートニー・イートン
ジェシカ・ルー
ティナ・メイヤー
■ストーリー■
制服警官ペニーは事件の連絡を聞き現場に近かったため、待機の指示を受けたにも関わらず犯人を追跡する。逃走する犯人を追い詰めるものの拳銃を向けられ発砲、犯人を撃ち殺してしまうのだった。
犯人は警察署長の娘を誘拐し身代金を受け取りに来たところを警察の存在に気づき逃走していたのだった。そして、警察署長の娘のタイムリミットが迫っていた。ネット配信のザ・ピープル.comのリポーター、エイヴァは事件を知りペニーに近づき生配信するのだった。ペニーは配信を条件にエイヴァに協力させながら事件を捜査するのだった。
□■□ネタバレあり□■□
■感想■
少女を助けるために警官とニュースサイトの配信リポーターが協力して捜査するサスペンス映画。
監督は『ゾンビ・トランスフュージョン』(2006年)のスティーヴン・C・ミラー。
スティーヴン・C・ミラー監督の日本での公開作すべて観ています。
ホラーのTVムービー『スクリーム・オブ・バンシー 殺戮の妖精』(2011年)、ちょっとだけ危ない少年の活躍を描く『キッズ・リベンジ』(2012年)、『悪魔のサンタクロース 惨殺の斧』のリメイク『サイレント・ナイト 悪魔のサンタクロース』(2012年)、車に閉じ込められるスリラー映画『リムジン 余命60分』(2014年)、ブルース・ウィリス、ケラン・ラッツ主演のスパイ物『エクストラクション』(2015年)、ブルース・ウィリス出演の銀行強盗物『マローダーズ 襲撃者』(2016年)、ニコラス・ケイジ『キング・ホステージ』(2017年)、またまたブルース・ウィリス『ファースト・キル』(2017年)、シルヴェスター・スタローンのシリーズ2作目『大脱出2』(2018年)。
最初の頃はホラー映画や、変わった感じのサスペンス映画の佳作を撮っていたのに、いつのまにかメジャーな俳優が出演するアクション映画の普通の作品を撮るようになってしまいました。
アクション映画でなく、ホラー映画に戻ってきて欲しいんですけどー。
ニコラス・ケイジが出演した『キング・ホステージ』や、シルヴェスター・スタローンが出演した『大脱出2』とかは本当になぜ監督しちゃったの??みたいな感じの作品でしたけど、あとの作品はハズレがないです(自分とっては、、、。)
アクション映画を撮る前の、2012年のホラー映画”Under the Bed”が日本未公開なので観たいんですけどね。
今作もサスペンス映画の佳作でした。
生配信されちゃったら、主人公の行動、犯人にもリアルタイムで筒抜け状態でおかしなコトになっちゃってますけど、そこが気にならなければすごく面白く観れます。
ハデな銃撃戦や、カーアクション等もありますが、基本、アクションよりもサスペンス映画度が高い感じでしょうか??
サスペンス映画度 ★★★★
アクション映画度 ★★★
定番の展開度 ★★★★
最後、警察署長が、主人公にお礼を言わないのは、なぜ??みたいなところもありますが、あとのシーンは、ほとんどこういうサスペンス映画、定番な展開で安心して観ていられます。
ランニングタイム99分と短いこともあり、主人公たちが展開に困りそうになる前に、犯人が向こうからワザワザやってきてくれます!!
主人公に兄弟を殺されて復讐したいという気持ちは分かりますが、、犯人は死にたがっているとしか思えない精神状態ですね、、、。
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