<月曜はお勧めなおはなし>
軽井沢の「星のや 軽井沢」に泊まったのですが、そこで案内されていたピッキオでの空飛ぶムササビ・ウォッチングに参加しました!
場所は、軽井沢の「星のエリア」のハルニレテラスの近くとなります。
ピッキオビジターセンターの前には村民食堂やトンボの湯もありますね。
ハルニレテラスでは、ピッキオの案内板が置いてありました。
↑ピッキオの案内板
↑ピッキオの案内板
11月中旬だったので16時15分集合で、ピッキオビジターセンターに集まりました。
全部で6名です。夏休みなど多い時期には30名以上集まるようです。
料金は大人3200円、小学生2500円で、幼児は無料です。
小雨が降っていたのでまずは部屋の中で、ムササビの生態について分かりやすく面白く説明がありました。
説明者は「隊長」と呼ばれる方で、ムササビ生態を知る第一人者のようです。
ムササビが好きで学校の先生から転職したとのことで、生き生きとしていて良かったですね。
ムササビが大好きとのことです。
ムササビは世界中にいるのですが、実は日本のムササビは世界の中でもかなり大きくて、体長50cmもあるようです。
正式名称は、Giant~Japanese~と呼ばれるようです。
尻尾もかなり大きくて長いですね。
ムササビはもっと小さな動物と想像していましたが、それはモモンガという別の種類とのことです。
モモンガは体長20cmほどのようで、ムササビと同じようにグライダーのように飛びます。
ムササビはリスの仲間で、日本では本州から九州まで生息していて、主に食べるものは花や葉っぱとのことです。
葉っぱは1回折ったものを1かじりするとのことです。
葉っぱを全部食べるのではなく、1かじりするだけというのは不思議ですね。
また面白いことに各地で食べ方に違いがあり、葉っぱを横向きに1回折って食べる地方と、縦向きに1回折って食べる地方、2回折って食べる地方などがあるようです。。
母系で子供にその葉っぱの食べ方を教えるので、各地で葉っぱの食べ方が違うようです。
ただ、1かじりするだけというのは、全国共通のようです。
それからオスは子育てにまったく関与しないというのも驚きましたね。
また軽井沢では、冬は葉っぱがなくなるので、松の葉や枝、松ぼっくりを仕方なく食べるようです。
↑ムササビの冬の食べ物
そしてムササビは草食動物なので、ウンチに臭いはなくコロコロしています。
確かに臭いはしませんでした^_^;)
↑ムササビのウンチ
そして実はムササビは、30m~50m飛ぶようです。
最長記録は160mとのことで、とても長い距離です!
羽ばたきはせず、滑空だけで飛ぶので、かなり初速のための脚力があるということですね。
またその太い尻尾も使って方向転換をするとはビックリです。
尻尾でバランスを取るんですね。
それからムササビは夜行性で、日没後30分ほどで、巣穴から出てきて木の頂上から飛ぶようです。
1年間の記録を見たのですが、確かにちょうど日没約30分後に巣を出ていましたね。
↑2012年のムササビ出巣グラフ
それからムササビは、毎日同じ巣には泊まらないようです。
毎回違う場所に寝て、先客がいるとケンカをして追い出したりするようです。
ちなみに冬眠はなく、台風など大変な気象の時だけずっと巣穴にいるようで、ほとんどの期間は夜に必ず巣穴から出るようです。
それで、この日の日没が16時45分ぐらいだったので、17時15分前に巣穴に行きます。
このピッキオでは、巣箱を12個用意していて、それぞれにカメラを仕組んでいるので、どこにムササビがいるか分かるようになっているとのことでした。
この日は5個の巣箱にムササビが入っていて、そのうちビジターセンターに近い木に焦点を合わせて見学することとなりました。
大体同じ時刻にムササビは巣を出るので、複数の巣箱を見ても「二兎を追うものは一兎も得ず」となってしまうためです。
↑ビジターセンターに近い巣箱
面白いのは、ムササビは巣を出るまでに、以下の行動をするとのことです。
辺りを3度見渡して巣を出るのは面白いですね。
(1)日没後、巣箱で手足を動かしてグルーミングをし始める
(2)巣箱の上にある出口に行き辺りを5秒ほど見渡す(1回目)
(3)巣箱の下の方に戻る
(4)しばらくして巣箱の上にある出口にまた行き辺りを5秒ほど見渡す(2回目)
(5)巣箱の下の方に戻る
(6)しばらくして巣箱の上にある出口に行き辺りを5秒ほど見渡す(3回目)
(7)巣箱の下の方に戻る
(8)しばらくして巣箱の上にある出口を出て木の頂上まで登る
(9)他の木を見渡して、飛びたい木へ飛ぶ(大体どの木も3方向のうち1方向へ飛び、規則性はないとのことでした)
この日は、日没後約30分後の17時15分頃に、ムササビが一度巣箱の出口に行き、辺りを見渡して、巣箱に戻りました。
双眼鏡をのぞいていて、そのムササビの顔を見たのですが、カワイイ!!
これは感動です。
そして次の顔出しをずっと待っていたのですが、なぜだかそれっきり巣箱から出てきませんでした。
この日は霧と雨で条件が悪かったようです。
18時30分まで粘りましたが、結局ムササビは巣箱を出ることはありませんでした。
↑巣箱の中にいるムササビ
予備で押さえていた近くのもう1本の巣箱は遠目にムササビが顔を出していたのは確認できていたのですが、いつの間にか巣箱から出て飛び去っていました。
めったにこういうことはなく、ムササビ目撃率は96.6%を誇っていたのですが、残念ながら我々はその3.4%となってしまいました!
非常に残念!
しかし、それはかわいそうということで返金してくれたのは、とても嬉しかったですね。
太っ腹です!
ムササビが出てくるのを待っている間に、ムササビのことを色々聞きました。
ムササビは春と秋に子供を産むとのことで、大体2匹生むようです。
まれに3匹生むようです。
交尾の後は、オスはメスに膜を張るようで、これで他のオスが交尾できないようになるとのことです。
すごい!
リスの仲間ではこのような行動をするのが結構あるようです。
それからムササビの天敵は、テンやネコとのことでしたね。
ピッキオでのムササビウォッチングは、ムササビの生態を学べるだけでなく、実際に野生のムササビを見学することができ、とてもオススメです!!
お勧めなお話(2013年上半期)
自動車保険を安く!
<今日の独り言>
Twitterをご覧ください!フォローをよろしくお願いします。
軽井沢の「星のや 軽井沢」に泊まったのですが、そこで案内されていたピッキオでの空飛ぶムササビ・ウォッチングに参加しました!
場所は、軽井沢の「星のエリア」のハルニレテラスの近くとなります。
ピッキオビジターセンターの前には村民食堂やトンボの湯もありますね。
ハルニレテラスでは、ピッキオの案内板が置いてありました。
↑ピッキオの案内板
↑ピッキオの案内板
11月中旬だったので16時15分集合で、ピッキオビジターセンターに集まりました。
全部で6名です。夏休みなど多い時期には30名以上集まるようです。
料金は大人3200円、小学生2500円で、幼児は無料です。
小雨が降っていたのでまずは部屋の中で、ムササビの生態について分かりやすく面白く説明がありました。
説明者は「隊長」と呼ばれる方で、ムササビ生態を知る第一人者のようです。
ムササビが好きで学校の先生から転職したとのことで、生き生きとしていて良かったですね。
ムササビが大好きとのことです。
ムササビは世界中にいるのですが、実は日本のムササビは世界の中でもかなり大きくて、体長50cmもあるようです。
正式名称は、Giant~Japanese~と呼ばれるようです。
尻尾もかなり大きくて長いですね。
ムササビはもっと小さな動物と想像していましたが、それはモモンガという別の種類とのことです。
モモンガは体長20cmほどのようで、ムササビと同じようにグライダーのように飛びます。
ムササビはリスの仲間で、日本では本州から九州まで生息していて、主に食べるものは花や葉っぱとのことです。
葉っぱは1回折ったものを1かじりするとのことです。
葉っぱを全部食べるのではなく、1かじりするだけというのは不思議ですね。
また面白いことに各地で食べ方に違いがあり、葉っぱを横向きに1回折って食べる地方と、縦向きに1回折って食べる地方、2回折って食べる地方などがあるようです。。
母系で子供にその葉っぱの食べ方を教えるので、各地で葉っぱの食べ方が違うようです。
ただ、1かじりするだけというのは、全国共通のようです。
それからオスは子育てにまったく関与しないというのも驚きましたね。
また軽井沢では、冬は葉っぱがなくなるので、松の葉や枝、松ぼっくりを仕方なく食べるようです。
↑ムササビの冬の食べ物
そしてムササビは草食動物なので、ウンチに臭いはなくコロコロしています。
確かに臭いはしませんでした^_^;)
↑ムササビのウンチ
そして実はムササビは、30m~50m飛ぶようです。
最長記録は160mとのことで、とても長い距離です!
羽ばたきはせず、滑空だけで飛ぶので、かなり初速のための脚力があるということですね。
またその太い尻尾も使って方向転換をするとはビックリです。
尻尾でバランスを取るんですね。
それからムササビは夜行性で、日没後30分ほどで、巣穴から出てきて木の頂上から飛ぶようです。
1年間の記録を見たのですが、確かにちょうど日没約30分後に巣を出ていましたね。
↑2012年のムササビ出巣グラフ
それからムササビは、毎日同じ巣には泊まらないようです。
毎回違う場所に寝て、先客がいるとケンカをして追い出したりするようです。
ちなみに冬眠はなく、台風など大変な気象の時だけずっと巣穴にいるようで、ほとんどの期間は夜に必ず巣穴から出るようです。
それで、この日の日没が16時45分ぐらいだったので、17時15分前に巣穴に行きます。
このピッキオでは、巣箱を12個用意していて、それぞれにカメラを仕組んでいるので、どこにムササビがいるか分かるようになっているとのことでした。
この日は5個の巣箱にムササビが入っていて、そのうちビジターセンターに近い木に焦点を合わせて見学することとなりました。
大体同じ時刻にムササビは巣を出るので、複数の巣箱を見ても「二兎を追うものは一兎も得ず」となってしまうためです。
↑ビジターセンターに近い巣箱
面白いのは、ムササビは巣を出るまでに、以下の行動をするとのことです。
辺りを3度見渡して巣を出るのは面白いですね。
(1)日没後、巣箱で手足を動かしてグルーミングをし始める
(2)巣箱の上にある出口に行き辺りを5秒ほど見渡す(1回目)
(3)巣箱の下の方に戻る
(4)しばらくして巣箱の上にある出口にまた行き辺りを5秒ほど見渡す(2回目)
(5)巣箱の下の方に戻る
(6)しばらくして巣箱の上にある出口に行き辺りを5秒ほど見渡す(3回目)
(7)巣箱の下の方に戻る
(8)しばらくして巣箱の上にある出口を出て木の頂上まで登る
(9)他の木を見渡して、飛びたい木へ飛ぶ(大体どの木も3方向のうち1方向へ飛び、規則性はないとのことでした)
この日は、日没後約30分後の17時15分頃に、ムササビが一度巣箱の出口に行き、辺りを見渡して、巣箱に戻りました。
双眼鏡をのぞいていて、そのムササビの顔を見たのですが、カワイイ!!
これは感動です。
そして次の顔出しをずっと待っていたのですが、なぜだかそれっきり巣箱から出てきませんでした。
この日は霧と雨で条件が悪かったようです。
18時30分まで粘りましたが、結局ムササビは巣箱を出ることはありませんでした。
↑巣箱の中にいるムササビ
予備で押さえていた近くのもう1本の巣箱は遠目にムササビが顔を出していたのは確認できていたのですが、いつの間にか巣箱から出て飛び去っていました。
めったにこういうことはなく、ムササビ目撃率は96.6%を誇っていたのですが、残念ながら我々はその3.4%となってしまいました!
非常に残念!
しかし、それはかわいそうということで返金してくれたのは、とても嬉しかったですね。
太っ腹です!
ムササビが出てくるのを待っている間に、ムササビのことを色々聞きました。
ムササビは春と秋に子供を産むとのことで、大体2匹生むようです。
まれに3匹生むようです。
交尾の後は、オスはメスに膜を張るようで、これで他のオスが交尾できないようになるとのことです。
すごい!
リスの仲間ではこのような行動をするのが結構あるようです。
それからムササビの天敵は、テンやネコとのことでしたね。
ピッキオでのムササビウォッチングは、ムササビの生態を学べるだけでなく、実際に野生のムササビを見学することができ、とてもオススメです!!
お勧めなお話(2013年上半期)
自動車保険を安く!
<今日の独り言>
Twitterをご覧ください!フォローをよろしくお願いします。