大人の休日倶楽部パス(東日本)15,270円税込という50歳以上の会員が利用できる新幹線含めたJR東日本全線が4日間乗り放題パス(指定席は全6回利用可能。自由席は乗り放題)を利用して東京駅からこまち1号で秋田駅まで行き、その後に指定席券530円を別途購入して五能線を走るリゾートしらかみ3号に乗って八郎潟や日本海、白神山地等の車窓を楽しみました♪
↑リゾートしらかみ(くまげら)
大人の休日倶楽部パスでは指定席を6つ購入できますが、リゾートしらかみは指定席券が530円と安いですし、こまち・はやぶさ・はやてを利用する場合は自由席を利用できず全席指定となり指定席料金が高いため、優先的に大人の休日倶楽部パス指定席6回分はそれらに利用するのがコツとなります。
その大人の休日倶楽部パス(東日本)は、閑散期で、年に3回のそれぞれ2週間ほどの期間しか利用できませんが、4日間乗り放題で15,270円税込は破格値だと思います♪
東京~仙台の往復利用だけでもかなり割安だと思います♪
リゾートしらかみとは、秋田県~青森県の日本海側を走る五能線(東能代駅~川部駅)をメインとして、秋田駅~弘前駅、秋田駅~青森駅間を運行する臨時快速列車となり、全席指定で必ず指定席券を購入する必要があります。
五能線と呼ばれるのはかつて、五所川原駅~能代を走る鉄道だったためで、その頭文字を取って五能線と呼ばれるようです。
↑五能線沿線マップ
リゾートしらかみは1997年4月1日から運行開始し、現在では「橅(ぶな)」「青池」「くまげら」の3編成があり、今回は「くまげら」に乗車しました♪
それぞれ4両編成となります。
↑列車紹介
新幹線で秋田駅に到着すると、駅員さんたちが横断幕を持って出迎えてくれました♪
この日はJALやANA、JR東日本共同での歓迎で、リゾートしらかみ車内では色々と案内をして頂いたりしました♪
↑横断幕
それからリゾートしらかみでは車内販売がないとのことなので、秋田駅構内で急いで駅弁を購入しました♪
秋田駅に到着して約25分で駅弁を購入してリゾートしらかみに乗車しなければなりません。
駅弁のお店の方が、大館駅?で有名な鶏めし920円税込が超オススメというのでそれを購入しますが、それは大当たりでしたね♪
この駅弁はフランスのパイ・リヨン駅構内でも売られていて、掛け紙もパリモデルで期間限定で発売されたものを買えてラッキーでした♪
さすが洒落たデザインですね♪
しかも大人の休日倶楽部パスを見せるとお茶とともに5%引きとなりました♪
↑お弁当たち
↑購入した鶏めしパッケージ
↑購入した鶏めし
また、せっかくなので違うお店で、秋田駅名物と伺っていた特製牛めし1,000円税込を購入しました♪
弁当はそれぞれ小さめだったので2つ買っておいて大正解でしたね。
そして味の違いも楽しめて良かったです。
この特製牛飯も美味しかったのですが、遙かに鶏めしの方が美味しかったですね♪
↑お弁当たち
↑特製牛めしパッケージ
↑特製牛めし
ちなみに秋田駅の中には大きなかわいい秋田犬のモニュメントもあり、さすが秋田らしくて良かったですね♪
↑巨大な秋田犬モニュメント
そして改札を通って2番乗り場に行くと、赤色の車体のリゾートしらかみの「くまげら」が到着していて3号車に乗り込みました♪
リゾートしらかみへの案内があるので分かりやすいです♪
↑2番乗り場入口
↑秋田駅の「くまげら」
↑「くまげら」の文字デザイン
「くまげら」の先頭車両は展望室の座席となっていて自由に乗れるようで、後でそこでも車窓を楽しみました。
↑先頭車両
なお今回は予約時にはD席しか残っておらずをD席を予約して座ります。
途中2度進行方向が変わりますが、メインの日本海側はA席側となりますので、海側を見たいのであればA席を予約するのがベターだと思います。
ただ、先着ではありますが各車両で自由に座れる展望席があるので、海側を通る時だけその席に移動するのも良いです。
車内に入ると席も赤色で良かったです♪
↑車内
↑席
そして定刻の10:50に出発となりますが、JR東日本の社員などがたくさん見送ってくれ、「いってらっしゃい!」の横断幕もあり手を振りました♪
↑いってらっしゃい
車内放送案内は、最初はJALの方や車掌さんが行ってくれ、その後は吉幾三さんの声の案内放送でしたね♪
吉幾三さんバージョンは2022年3月末までとのことです。
そして車窓は11時過ぎには広大な八郎潟が延々と続いていました♪
これだけ広い土地を埋め立てたとは素晴らしいです!
実際に見るとその広大さを実感できました♪
↑八郎潟
↑八郎潟
そして11:45過ぎに東能代駅で車両の方向転換があり、座席も反対向きにします。
レバーを足で押すと、簡単にくるりと座席を回すことができます。
また、この東能代駅では降りることができ、五能線の起点駅ということが分かりましたね♪
↑東能代駅の案内
↑五能線の起点駅の案内
東能代駅の駅員さんたちも横断幕を持って歓迎してくれました♪
↑東能代駅の駅員さんたち
またこの時に、先頭車両の展望ラウンジを見て、後で日本海岸沿いを通る時に移動して日本海の車窓を楽しみました。
↑展望席
↑運転席
↑展望ラウンジの案内
また2号車のボックス席も見ることができ、4人ほどのグループであれば、同じ料金ですし楽しめると思いましたね♪
↑2号車のボックス席
そして隣駅の能代駅でも12時ちょうど頃に15分ほど降りることができ、能代工業高校といえばバスケットボールで全国大会で58回も優勝するほで有名で、それにちなんだ紹介が駅にはあり、またバスケシュート体験できるとは驚きましたね♪
かごに入れることができるとプレゼントがありましたが、残念ながら私は惜しいところで×でした(^_^;)
↑能代駅の案内
↑能代駅バスケットコーナー
↑バスケシュート体験
またリゾートしらかみ「橅」編成の秋田杉製カットモデルもありましたね♪
なかなか興味深いです。
↑リゾートしらかみ「橅」編成の秋田杉製カットモデル
そして12:50くらいに岩館駅~大間越駅間は徐行運転となり、日本海の素晴らしい景色を見ることができました♪
この辺りがリゾートしらかみで最も美しい場所のようです♪
この日は曇りで、時折あられや雪が降るほどでしたが、それでも素晴らしい眺めです♪
癒やされます♪
↑日本海の眺め
↑日本海の眺め
そして13:10くらいには、後方には白神山地とのことで、広大なブナ林などがそのまま残っているようです♪
後方の展望デッキに行き景色を楽しみました♪
↑後方の展望デッキ
↑白神山地方面
昨年このブログでも紹介しましたが、確かに白神山地のトレッキングでの風景は素晴らしかったです♪
そして、13:35過ぎには大戸瀬駅~北金ケ沢間で徐行運転となり、ここでも赤い岩場での美しい日本海を見れて素晴らしかったです♪
これには感動しましたね♪
↑赤い岩場の日本海
↑赤い岩場の日本海
↑赤い岩場の日本海
そして、その後も素晴らしい日本海の景色を見れました♪
青空も見えて海が美しいです♪
↑日本海
↑日本海
そして14時ちょうどに千畳敷駅に到着して15分下車することができました♪
発車3分前には大きな音の汽笛で知らせてくれます(^_^)
↑千畳敷駅に停車したリゾートしらかみ
↑千畳敷駅に停車したリゾートしらかみ
この千畳敷は江戸時代に地震で海底が隆起して出来たとのことで、当時の江戸時代のお殿様はここで大宴会も実施したようです♪
それにしても東北地方は関東と違って一段と寒いです(^_^;)
↑千畳敷の記念碑
↑千畳敷の記念碑
そして素晴らしい千畳敷の日本海の景色が広がっていました♪
↑千畳敷
↑千畳敷
↑千畳敷
鳥たちもいましたし大きな岩もありました♪
↑鳥たち
↑大きな岩
その後はリゾートしらかみは陸地に進み、右側に岩木山が見えるようですが残念ながら曇って見えませんでした。
そして鰺ヶ沢駅~五所川原駅間で20分間の津軽三味線演奏があり、スピーカーでその素晴らしい演奏を聴きました♪
リゾートしらかみでは毎日演奏者は変わり、今回は佐々木さんと高橋さんの演奏でしたね。
りんご節、津軽じょんから節、津軽甚句などがありました♪
その後には津軽弁「語りべ」がありますが、さすが津軽弁で、何をしゃべっているのかよく分かりませんでしたね(^_^;)
そして無事弘前駅に定刻通り15:49に到着しました。
途中、風雨のため8分ほど遅れましたが、結局定刻通りに回復したのはさすがでしたね。
それからリゾートしらかみ車内では無料WIFIがずっと使えたのは秀逸でしたね♪
さすがJR東日本です!
僻地を通るのでネットワークががつながらないかと危惧しておりました。
リゾートしらかみは約5時間のリゾート列車の旅でしたが、ゆっくりと八郎潟や日本海の美しい車窓を楽しめるだけでなく、途中下車してバスケットボール体験や素晴らしい千畳敷の鑑賞、そして吉幾三さんの五能線案内、津軽三味線演奏、津軽弁「語りべ」実演など盛りだくさんでとても楽しめました♪
とてもオススメです!