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知覧特攻平和会館(鹿児島県 南九州市 知覧町)は平和を考える上でとてもオススメ!

2024年11月18日 01時00分00秒 | イベント・外出

 鹿児島県南九州市知覧町にある知覧特攻平和会館へ平日の午前9:30頃に行って来ました♪

↑入口

 入館料は大人500円税込でしたね。

↑入館料の案内

 この知覧特攻平和記念館は、第二次世界大戦(太平洋戦争)末期(昭和20年(西暦1945年)4月〜6月)の沖縄戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たりした陸軍特別攻撃隊員の遺影、遺品、記録など貴重な資料を収集・保存・展示して、当時の心情を後世に正しく伝え、世界恒久の平和に寄与するものとなります。

 この知覧は1941年(昭和16年)に福岡県の大刀洗陸軍飛行学校知覧分教所として開校し、少年飛行兵や学徒出陣の特別操縦見習士官らが操縦訓練を重ねていましたが、戦況が緊迫し険悪となったことから、ついに1945年(昭和20年)に本土最南端の陸軍特攻基地となり、二十歳前後の若い隊員たちが、満州・日本内地から集結し、家族・国の将来を思いながら出撃した地となります。

↑パンフレット

↑パンフレット

 館内は、残念ながら一部を除き写真撮影禁止で、その様子を写真で伝えることができないのは残念ですが、当時の特攻作戦で戦死した1,036名の顔写真や遺書、遺品、写真等が展示され、また当時の敵艦に突っ込む特攻隊の映像もふんだんに流され、また母が特攻隊員の身の回りの世話をしていたという男性語り部が、当時の様子を、当時の写真などで紙芝居風に熱く説明していましたね。

 ただロビー内のものや、零式戦闘機(ゼロ戦)の展示は撮影できました。

↑ロビー

↑ロビーでの説明

 ゼロ戦は海軍の飛行機のため、この陸軍基地の知覧からは飛び立っていませんが、鹿児島の海底から昭和55年(1980年)に引き揚げられ、ここで保存されているようです。

↑ゼロ戦

↑ゼロ戦の解説

 それからロビー内には、黒いグランドピアノや絵が飾られ、当時出撃前に特攻隊員がベートーベンの月光を弾いた逸話が披露されていましたね。
 それが学徒出陣した音楽大学生の最初で最後のリサイタルだったようです。

↑黒いグランドピアノ

↑解説

 また、館前の庭には、特攻勇士の像「とこしえに」や、戦後、初等練習機として利用されたT-3という飛行機も飾られていましたね。

↑とこしえに

↑特攻勇士の像

↑解説

↑初等練習機T-3

↑解説

 鹿児島県南九州市知覧町にある知覧特攻平和会館は、当時の特攻作戦で戦死した1,036名の顔写真や遺書、遺品、写真等が展示され、当時の映像も充実し、歴史を学べとてもオススメです! 


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