喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

中将姫誓願桜

2008-04-05 | 桜日記




まだ、咲き始め


ヤマザクラの変種、花は八重


中央に主幹があったらしい

国道156号線から「芥見長山」の交差点を
百年公園方向から来ると左折。
「中将姫誓願桜」と書いた幟が、道案内してくれます。
直進して、突き当たりに願成寺があり、その境内にあります。

伝説によると、
藤原豊成の娘で、5歳の時母を亡くし、父親は後妻を迎えた。
娘は成長するに従い、
和歌や音楽の才能は目を見張らせるようになる。
15歳の時三位中将の位をいただき、
それ以降、中将姫と呼ぶようになった。



継母はそんな中将姫を憎むようになり、
中将姫は継母の迫害を逃れて、
流浪の末、美濃の国へたどり着いた。
その時、中将姫は心労と長旅の疲れで、婦人病にかかる。
困り果てて願成寺に参詣し、観世音菩薩に平癒を祈った。
すると、病気はたちまち治った。
そこで、感謝の印として1本の桜を植え、
後の世の婦人たちの守りとなるよう誓願を篭めて祈られた。
これが、「中将姫誓願桜」という名前の由来。
また、蓮糸で曼陀羅を一幅織り上げ、それを寺に収めた。
ところが、どういう訳があったのか、
寛正三年に、尾張国飛保(愛知県江南市)の円福寺に
飛んでいった。円福寺では東の空から日輪が出ると同時に、
曼陀羅が飛んできたというので、
日輪山曼陀羅寺と称号を改めた。

ふじの花で有名な曼陀羅寺、一度行ったことがありますが
何キロも離れた江南に曼陀羅が飛んできたとは不思議な話。

有名な桜のよう。
狭い道に大きな観光バスが数台、
観光客を連れてやって来た。
私たちは早々に次の桜見物へ


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