滝沢馬琴の「南総里見八犬伝」、
名前だけはよく知っているが
映画を見るまで、馬琴のこと、
八犬伝の内容を全く知らなかった。
北斎とのかけあいがとても面白かった。
馬琴作品に最も多く挿絵を描いたのが北斎で
二人はかなり親しかったそうだ。
今読んでいる本に、
『南総里見八犬伝を見ると作りが非常によたよたしている。
要するに南総里見八犬伝というのは、
子供向きの読み物に書いてある部分、
リライトしてある部分だけが面白いんであって(笑)、
その先へ行くと、もう退屈なだけなんですね。』
と書いてあった。
馬琴が48歳から76歳に至る28年を費やし、
その途中失明という困難に遭遇しながら、
息子の妻の口述筆記により完成させたという。
そんな八犬伝を・・・・・・
馬琴、草葉の陰で嘆いているだろうなぁ。
とにかく、面白い。
是非、ご覧あれ。
追記
「滝沢馬琴」の名は明治以降に流布した表記で、
本名と筆名をつなぎあわせた誤った呼び方で、
近世文学研究者から批判されているそう。
曲亭馬琴を使う方がいいらしい。
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