「じゅるじゅる」「ゴホンゴホン!!」「ハクション!!」
鼻水をすする音や咳込む音、そしてくしゃみが聞こえるからと言って、そこは病院ではない。
朝の通勤途中の札幌地下鉄車内なのじゃ。
とにかく風邪が流行っておる。
地下鉄の中も街中も、白いマスクのオンパレードなのよ。
どうなっておるのかねぇ?
ということで、流行に敏感?なおぢは月曜からまた風邪っぴきじゃ。
どないもこないもなりません。
暖冬ってことで、身体はすっかり春の準備が出来上がっているところに、この寒波。
北海道民こぞって風邪引いても不思議はないのじゃ。
おぢもおかげさまでピークは過ぎたけどね。
そんなこんなの今日このごろ、ホリエモンに実刑判決が出された。
執行猶予付きの有罪判決と思っておったけど、ちょと意外。
厳しい判決じゃね。
「はぁ?」と思ったのは、東証の社長のコメントじゃ。
「証券市場の公正性の確保と秩序維持のために重要な意味をもつ」だと!!
ちょっと、ちょっと、東証さん、日興コーディアルグループを不正会計問題で、ほぼ上場廃止にしておいて、米のシティグループが株式公開買い付け(TOB)をかけるとなったら、上場廃止を覆すっていうとんでもないことしようというのに、「公正性の確保と秩序維持」って、酷くないかぁ?
日経は今月7日、こう書いた。
「東京証券取引所は6日、日興コーディアルグループ株の上場廃止を9日に決定する方針を固めた。昨年12月に発覚した不正会計が悪質で組織的だと判断した。決定後は1カ月間、整理ポストに割り当て、4月前半に上場廃止となる。」でもって、東証は日興株を管理ポストに割り当てた。
「日興は、4月に上場廃止へ」なもんだから、一般投資家は慌てふためいて日興株を売っちゃった。
ところがシティが買収するとなったら、上場廃止の話はどこへやら。
シティだって、上場廃止がほぼ決定してから買収なもんだから二束三文で買えちゃう。
大損したのは、人のいいニッポンの個人投資家だけ!!
東証もシティも「証券市場の公正性の確保と秩序維持」とは無縁の対応でないのぉ?
シティがTOBするからといって、なんで上場廃止が覆るのよ。
「不正会計が悪質で組織的」だから上場廃止とするんだったのじゃないかね。
東証が日興の上場維持をする根拠は、「 真っ黒ではなく、グレーだから 」。
「不正な決算は極めて悪質だった」のに「 意図的 ・ 利益水増し 」 も 「 組織ぐるみ 」 もおとがめなしなのだそうだ。
こんなデタラメ許していいのかねぇ。
ホリエモンより悪質だと思うけどね。
どうなってんだい!!この国に正義はないのかい、トホホな国じゃね。