薬害エイズ問題で悪名をはせた厚労省がまたもやってくれておる。
件のタミフル問題じゃ。
昨夜、厚生労働省は、これまで10代の飛び降り・転落事故は計15件だと公表した。
でもって「10歳以上の未成年の患者に、原則として使用を差し控えること」とタミフルの添付文書に書き加えることとした。
しかしじゃ、3月22日号の週刊文春は大人の突然死だけで23人だと書いておる。
でもって、服用後の死亡者は、計56人にものぼるのだという。
これって、厚労省に報告された数だという。
ちゃんと公表しないとダメでないの厚労省は。
一体全体、何人死んでるんだか、しかも10代だけじゃない、大人もだ。
やれやれ。
国民の安全と健康を第一義に考えるべき厚生労働省さまは、どっちを向いてんだろねぇ?
タミフルを輸入販売しておる製薬会社にはしっかり天下りしておるわけで、これでは国民より天下り先を最優先にしておるといわれてもしようがない。
国民の税金で飯食ってるのに、だ。
週刊文春によれば、タミフルの世界の使用量のうち8割がニッポンなのだという。
このお国では、タミフルがインフルエンザの特効薬のように言われておるが、なんのことはない、薬の効果は、熱が一日早く引くだけだそうだ。
熱が一日早く引くだけの効果で、殺されてはたまりませぬ。
しかもA香港型やB型にも効かないのだという。
製薬会社の売り上げ増には効くようだけどね。
そんな怪しい薬が世界の8割もニッポンで消費されておるってのは、どう見ても異常じゃ。
第一、欧米ではインフルエンザだからといって、投薬などすることはないのだそうだ。
しっかり休養すれば治ると考えているという。
いやぁ、製薬会社が大儲けするシステムに、厚労省が加担しておるといわれてもこれではしようがない。
死ぬかもしれないリスクを抱えて、飲ませる風邪薬って、いったいなんなのじゃ状態じゃ。
官僚支配の共産国家ニッポン、これに極めりってことのようだ。
お国に殺されないよう、皆さん注意しましょうね。
…って書いたけど、これって変だと思いませんかぁ?