おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「インサイド・マン」はいがったぁ~

2007年04月18日 | Weblog


犬も歩けば棒にあたる。
ということで、昨日TSUTAYAでレンタルしてきたDVD「インサイド・マン」は大当たりでござった。
昨年6月に日本公開されたサスペンス。
知的で洒落た映画でござった。

こういう映画は、ヨーロッパの得意分野だと思ったけど、これを見るかぎりアメリカ映画も捨てたもんじゃない。
もっとも過日の「ロッキー・ザ・ファイナル」には口あんぐり、呆れてしまったがね。

この映画の評価をネットであちこちで見たのだけれど、「面白くない」「訳わかんない」ってのがあって、なんだかねぇ~
ニッポンの若者はホントにパーになっちゃったって感じましたです。
こういう洒落た映画が訳わかんないってんだから…
プンプン!!

映画は銀行強盗と捜査官、女性弁護士、銀行の創業者が織り成す完全犯罪ドラマ。
銀行強盗がクライブ・オーウェン、弁護士がジョディ・フォスターで、主役はデンゼル・ワシントン。
そうそうたるメンバーじゃけど、なんと言ってもよく練られた脚本がいい。

もっとも完全犯罪の“オチ”はちょっと稚拙だったけどね。
それでもストーリーが洒落ておる。
あちこちに伏線が張られておって、よくできておるのじゃ。
スパイク・リーってお方は大した監督じゃね。

で銀行の創業者役で出ておったのは、「サウンド・オブ・ミュージック」で父親役しておったお方じゃ。
歳をとったねぇ…
だけどバツグンの存在感でござりました。

中学、高校の頃は「スクリーン」「映画の友」なんて雑誌を見ておった。
なもんだから、新規公開映画はいつもチェックしておったけど、いまはテレビCMしか見ておらんので、サッパリわかりませぬ。

でもって、テレビCMやっておる映画ってのが、これまたひどい。
なんでかねぇ~