おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

100歳以上がごっちゃり行方不明だって

2010年08月04日 | Weblog

午前7時の気温はプラスの14度。
今朝もスカッと目が覚めたのは、やっぱ気温が低くなってきたから?
シミジミ、暑さに弱いおぢなのでござる。

これでは、連日35度を超えるような本州には、住むことはおろか、夏は旅行だってできませぬ。
いやはや不自由なことじゃねぇ。
まだ身体がジャンジャン動くいまのうちは、体力的にしんどい海外旅行をして、歳を取ったら国内旅行と決めておるけれど、夏に本州を旅行するのは、到底ムリじゃ。

岐阜県の多治見市とか、埼玉県の熊谷市とか、群馬県の館林市とか、尋常でないもんなぁ。
住んでる皆さん、いずれも辛抱強くて、我慢強いのでしょうか。
例えば38度って、風邪引いて高熱じゃんか、フツーはウンウン唸ってるんでないの?
へたれなおぢは、一日中サウナ風呂みたいなところでは、とても生きてはいけませんです。

ジムでジャブジャブ汗かくんなら、たいそう気持ちがよろしいけれど、空気吸ってるだけで汗が出るって…
鳥肌が立つような恐ろしさじゃねぇ。
多治見に熊谷、館林の皆さま、北海道は涼しいどぉ~遊びに来ればいいっしょ!!

さて、
あちこちの新聞によると、我がニッポン国で100歳を超えた方が、全国で10人以上も行方不明だそうだ。
どうなってんだろ、この国?

まずは、なんといっても、年金の不正受給が考えられる。
子や孫が、じっちゃん、ばーちゃんを「生かして」おいて、年金を受け取っておるケースじゃ。
すでに死んでおるのに、知らぬ顔の半兵衛を決め込んで、年金をいただくわけで、20年も続く経済右肩下がり社会では、十分考えられることなのじゃ。

さらに行政の怠慢がある。
そりゃ、お役所が100歳以上のお方をしっかり確認する法律などないのかしらんけど、とりあえず、区で一番の高齢者が、しっかり生きてるかどうか、役人が目で見て確認してないってものどうだろか?

これじゃぁ、平均寿命が世界一とかいっておるけれど、すでに死んでるお方も生きてるってカウントしてるもんだから、どうにもこうにも怪しいことになる。
そのうち我がニッポンの100歳以上高齢者は1億人ってことになるかもわからん非常事態なのじゃ。
んなことはない、スマンこってす!!

そして、もう一つの原因は、希薄な都会の人間関係でござろう。
ハニーさんの実家、真狩村なら100歳以上のお年寄りが行方不明なんってことは、考えられませぬ。
お年寄りの誰かが、小指の骨折でもしようもんなら3日で村中の知るところになるのじゃ。
これが「倒れた」なんて話なら、丸1日で村民こぞって知るところとなる。
参ったか!!
ハイ、誰も参りませんね。

ってことで、今回の件、不況による年金の不正受給、都会の役人の怠慢、都会の希薄な人間関係の所作ってことでござろう。
いずれにせよ、田舎町では無縁の100歳以上行方不明騒動なのでござります。
かつて精緻を誇っておった、ニッポンのお役所の調査、なんだか怪しい感じのする今日この頃なのでござります。