雨降りの朝でござる。
昨夜の雨、凄かったねぇ。
今年の天気は、雨ばっか、どうなってんだか?
昨夜は、バケツをひっくり返したような雨ってのは、これでしょ!!って雨。
休肝日につき、お酒を呑んでないもんだから、夜中に何度か目が覚めましたです。
なんだか、怖かったですぅ。
ただいま午前7時の気温はというと、プラスの22度。
室温は28度で、湿度はというと、な、な、なんと70%だって!!
いやぁ、梅雨の東京ではござりませんですよ。
ここは爽やか北海道、その8月末の湿度が70%ってどうよ?
なんてまぁ天気が続くのか、いい加減にせんかい、二千回。
…と書くのも嫌ぁ~んでござる。
こんな湿度では、どもこもなりませぬ。
第一、我が家のトイレのドア、閉まらなくなってきましたです。
これまでも湿気が多くて、戸の開け閉めが渋いかなぁ、などと感じだったことはござったけれど、閉まんくなったのは前代未聞、初めてのことでござります。
どうなってんの?これってば。
勘弁してちゃぶ台!!
写真は土、日に開催されたお隣の共和町「かかし祭り」
有名タレント「美川憲一」さんもご出演だったそうな。
タレントさんが呼べる町って、近隣町村では珍しいことになっておる。
共和町、恐るべしなのじゃ!!
さて、
9月4日号の週刊現代に、元財務大臣の藤井裕久さんと元共同通信の後藤謙次さんの対談記事が載っておる。
78歳のエリートにして、ものの判った人物のインタビュー、興味深く拝読いたしましたです。
って、ことで一部ご紹介なのじゃ。
すっかり後退した形となっておる国家戦略局について藤井さんは、「国家戦力局は、上級官庁として位置づけたかった。中期的な財政の方向性は国家戦略局が決めて、財務省はその指示に素直に従うべき。役所が全て横並び、並列だと思うからやっかみや不満が出るんであって」とまことにごもっとも!!発言でござった。
元大蔵省の官僚さまだったとは思えぬ、心地よさでござる。
こらっ!!菅総理、いまではすっかり「官総理」などと呼ばれ、官僚さまの提灯持ちと化しておるそうで、そんなんで委員会!!
ちっとは反省して、藤井さんの爪の垢でも煎じて飲んだら、いんでないの。
また、こんなことも言っておる。
「自民党は、大東亜共栄圏論者の岸信介と小日本国主義の石橋湛山という180度違う指導者が一緒になった政党です。ソ連社会主義に対する脅威がそうさせたわけですね。いま、民主党を一緒にさせるもととはなにか。それは一党体制ではダメだという世の中の願いです。私たちは二大政党制の一翼を担う力を養わなくてはならない」ってのもごもっともじゃ。
有権者は、長々続いたチョー長期政権に飽き飽きして、民主党政権を選んだのじゃ。
高度成長時代は、大成功だった自民党と官僚さまのカップリングも、バブル崩壊以降は、ぐじゃぐじゃ。
気がつけば、大バラマキ大会のオンパレードで、ニッポン国は800兆円もの大借金漬けなのじゃ。
あまりにアンシャンレジームな自民党ゆえ、政権交代しなけりゃどもこもならんかったわけで、国民にとって民主党は素晴らしい、ってわけではござりませんのです。
そこを忘れてもらっては困る、ってことなのじゃ。
藤井さんは、ねじれ国会についてもこう語っておる・
「…アメリカではオールド・ブッシュからヤング・ブッシュに至る89年から09年の20年間で、政府と議会がねじれてなかったのはたった6年間です。そしてその期間にイラク戦争は起こった。もし、ねじれがあったらアメリカはこの戦争を始めなかったのではないかと言われている。私たちは大いにここから学ぶべきものがあります」
そういえば、参院選敗北前の民主党、なんでもかんでも数の論理で国会を押し切っておった。
かつての自民党政治そのままでござった。
ねじれ国会、民主的な政治を行うには、決して悪くない、ってことだと思いますです。
消費税について「食料品や日用品」への税率軽減は、おぢも、そうすべきと思っておったけど、藤井さんはこう語っておる。
「…物品税がありましたが、どの品目を対象に加えるか、自民党では利権が蠢いてさんざんモメたんです。―中略― もし、特定品目の税率を減免するとなれば、減免税利権が発生してしまいます。ですから還付方式にすると決めたんです」
なるほどねぇ。
ニッポン国では、「消費税利権」が発生するんですか。
知りませんでしたぁ。
利権が発生するのでは、どもこもなりません。
還付方式でやむを得ないのかもしれませんですね。
それにしても、おん歳78歳にして、弁舌爽やか、論理明快な藤井さん、も少しお国の役に立ってもらえないものかねぇ。
活躍の場が、どこかにありそうだけどなぁ…