おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

壊れました我がニッポン国!!

2010年08月05日 | Weblog

午前7時の気温はプラスの20度じゃ。
20度とは、なんときりのいい温度でござることよ。
「だからどうした?」と聞かれても困りますけど…

天気はというと、いまんとこ曇っておりまする。
これから晴れるかねぇ。
予報によるとご当地の最高気温は28度ほどじゃ。

亜熱帯の本州に比べれば、別天地でござります。
今朝はちょっと、湿気の多い空気だけどね。

さて、
新聞によりますと、100歳以上の高齢者の行方不明、な、な、なんと50人近いそうな。
とんでもない国になりましたなぁ。
一体全体、いつからこんな訳わからん国になったのか、あ然、呆然なのでござります。

そもそも、我がニッポン国には、戸籍制度というもんがある。
おまけに何年かに一度、国勢調査というのもござる。
ときおりは近くの交番のおまわりさんが、家族状況などを調べにも来たりしまする。
いいか悪いか判りませぬが、どこに誰が、何人住んでおって、何してるかは、しっかりしておったのじゃ。

アメリカなんぞは、保険番号だけ。
戸籍なんぞはまるきりない。
中国に至っては、自国民が、どんだけいるのかも定かではないことになっておる。

ところが我がニッポン国では、そりゃ中には行方不明も夜逃げもいるでしょうけど、家族同士はもちろんのこと、隣近所からお役所まで、どこにどんなお人が居るか、そんなことは知ってて当たり前田のクラッカーだったのじゃ。
あぁそれなのに、100歳以上が全国で50名も行方不明って、どういうことよ。

100歳以上の年寄りが、旅の支度をチャッチャとして、電車やら飛行機やらで、「ちょっとしばらく留守します」なんてことはあるはずない。
どう考えたって、ひとりでなんぞ暮らせないのが、100歳なのじゃ。

なのに家族が把握してないって、どういうことよ?
我がニッポン国、いつのまにか完全に壊れておりました。
家族も親戚も何も、あったもんじゃない。

でもって、戸籍やら国勢調査やらも、すでにデタラメってことじゃ。
100歳が50人なら、90歳代はどうよ、80歳代は、70歳代は?
もう社会が底割れ状態なのじゃ。

なかでもお役所の手抜きぶりには口あんぐりじゃ。
100歳なら、年に一度の敬老の日なんかに、役所はお祝いを届けるはずじゃん。
そんとき安否の確認をまるきりしないで、テキトーにしてきたってことじゃろう。

そういう木っ端役人は、しっかり処分しないでどうするって話じゃん!!
こんなことでは、もう長いことありませんです、我がニッポン国。
酷いことになったなぁ…

ガンと判って、残りの人生を市民のために公園を作ろうとした公務員がいた。
黒澤映画「生きる」じゃね。
そんな志村喬演じる公務員なんぞは、もういないのですなぁ…
タコばっか!!