おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

お粗末な政治が国をダメに

2010年08月18日 | Weblog

午前7時の気温は、プラスの14度。
昨夜から一気に冷えてきましたです。
寝苦しい夜とも、そろそろおさらばでしょうか。

昨夜9時過ぎ、ジムの帰り道は寒いほどでござりました。
きょう日中の気温は、27~28度まで上がるようですが、夜にはスゥーと涼しい北海道になりそうです。
亜熱帯と化しておるの本州の皆々様には申し訳ないけれど、ホッと一安心のおぢなのでござります。

写真は、おととい真狩の義母からいただいてきた、日本手ぬぐい。
昭和59年に真狩村で行われた細川たかしの「いもほりコンサートin真狩」で配られたものらしい。
保存がよいからか、25年も前の手ぬぐい、しっかり使えそうなのでござります。

ほかには、昭和52年開催の第2回真狩マラソン大会のタオルもあった。
これって、33年前のタオルなのじゃ。
ひぇ~!!

細川たかしは、昭和57年「北酒場」、58年「矢切の渡し」でレコード大賞を取ったそうで、その凱旋興行ってことでござろうか。
真狩村の後援会が作って、村民に配ったものらしい。
このころは、真狩村もニッポンも元気だったよなぁ。
この後、細川たかしは一度だけ地元でコンサートを開いたそうだけど、それ以降、地元には戻って来ていないそうな。
細川さん、生まれ育った村のこと、忘れてしまって委員会?

さて、
東京に帰った旧友TからEメールが来ましたです。
当別町出身の彼は、夏休みをニセコで過ごした後、1日だけ実家に戻ったそうでござる。
そこで、小・中学校の同級生とお茶したそうな。

で、彼の同級生のひとりが、ニセコ町でペンション経営しておることがわかったそうな。
その方Oさんは、25年ほど前にオーストラリアに移住し、飲食店経営で成功、3年ほど前からニセコにやってきておるそうなのだ。
で、過日知り合いになりましたオーストラリアからお試し移住中のTさん夫妻にも連絡し、ハニーさんと4人でOさん経営のペンションを訪れましたです。

あれこれ話を聞いて思ったのは、オーストラリアという国が何と豊かな国ってこと。
医療費は無料、もちろん出産も無料、子ども手当てもあるそうな。
でもって高賃金政策を進めており、家や土地など資産はインフレ状態、国民の資産はドンドコ増えておるそうな。

それを支えておるのが、不動産取得のための借入金利息と所得税を相殺できる仕組み。
だから皆さん、こぞって借金をして、豪邸を購入するのだそうだ。
そしてこの資産インフレを支えておるのが、人口増だそうだ。

人が増えれば、住宅需要は当然増える。
人口減の我がニッポンとはまことに対照的なことになっておる。

ようは我がニッポン国とは180度逆なのじゃ!!
おまけに相続税がないから、価格の上がった家や土地をそのまま子どもの世代に渡せるそうだ。
年金も充実しておるし、失業保険も次の仕事が決まるまで、ずーっと貰えるのだそうだ。
ニッポンみたいにわずか3ヶ月なんてことはないのじゃ。
そんでもって、国民の4人に1人が、クルーザー持ってる豊かさじゃ。

聞いてて、あ然呆然でござった。
20年以上も右肩下がりの我がニッポン国、どもこもならん貧乏さじゃね。
おとといも報道ステーションで北朝鮮事情を放送しておったけど、あの国の実態を見て「ニッポンは幸せね」と思うところまで、この国は貧乏になりましたです。

で、オーストラリア事情に詳しいお二人の結論は、「ニッポンの政治、まったくおかしい」の一言でござった。
おぢもオーストラリアに移住したいけど、もう手遅れじゃねぇ。
太平洋戦争の敗北後みたいに、落ちるところまで落ちないと、この国が復活する手立てはないような気がしてきましたです。
嗚呼!!