おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

きのうは、ポカポカ陽気、きょうはもっと温かとか

2011年04月06日 | Weblog

午前7時の気温は、マイナス3度。朝からニャンコが騒々しい。どうやら駅前の雄ネコがやって来て、暴れておるようなのじゃ。聞くところによると、駅前のネコは、通称「シマちゃん」というそうで、たいそうメンコがられておるそうな。

ところが、我が家では、蛇蝎のように嫌われておるクソタレ・ネコなのじゃ。なにせ今時期は我が家に昼夜となくやってきては、雌ネコを襲おうとするのじゃ。で、我が家の雄ネコと睨みあったり引っかきあったりと、大喧嘩するのじゃ。

なもんだから、現場を見つけるたび、おぢはシマちゃんを追いかけ、石ぶつけたりするのだけれど、これが当たらない。我が家の雄ネコを脅すときなんかは、まことに憎らしいくて、図々しいかぎりなのだけれど、駅では乗客らに可愛がられておるそうな。デブで、憎たらしい顔してるのだけれど、いわゆる「抱きネコ」なのだそうだ。たいそう気に入らん、フン!!

さて、我がニッポン国の福島原発じゃ。フリージャーナリストの上杉隆さんは、あれこれ警鐘を鳴らしておる。曰く「猛毒プルトニウムの検出は世界中に衝撃を与えた。BBCは速報を流し、ル・モンドもさらなる核汚染の危険性を伝えている。」「欧米、とくにフランスを筆頭とした国々は、日本のことを悲惨な震災に見舞われた被災国というよりも、原子力エネルギーを管理できない核犯罪国家とみなし始めている。」そうな。これでは、どもこもならん

今朝もTV朝日でやっておったけど、原子力保安院という組織、そもそもがどもこもならん。原子力行政を推進するセクションと規制するセクションが同じで、しかも原子力の専門家というもんが、ほとんどいないという、びっくり仰天の組織なのじゃ。

酷いものでござります。なんのことはない、電力会社と監督官庁は、完全にグルってことだ。業界の監督などできるわけがない。おまけに週刊文春によると、昔は保安院の連中は接待漬けだったそうな。

その昔は「昼の問題は夜に解決しましょう」と東電は、経産省の担当者を高級クラブに接待して、酒の席で交渉したのだそうだ。ある安全審査官は、「ソフトボールをやりたいな」と言ったそうな。これはグラウンドを用意しろという意味だそうだ。「東電には女の子がいるよね」と接待係として呼び出したそうな。

なんとまぁ、アジャパーなことでござる。加えて「安全神話」で思考停止し、今回の大事故につながっておる。どもこもならん。週刊文春で立花隆と堺屋太一の我がニッポンの頭脳ともいえるふたりが対談しておるけど、この際は、「省エネ文明への転換」「東京一極集中を解消」が必要かもしれませぬ。

いずれにせよ、政府が「安全だ、安全だ」と強調するたびに、段々不安になってくる、あまのじゃくのおぢ。事故から日にちが経つほど、どんどこ不安と不信が募る今日この頃でござります、ハイ!!