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おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

この危機に、あのバカ総理!!

2011年04月12日 | Weblog

久々に、寒い朝を迎えておりまする。午前7時の気温はマイナス5度でござった。それでも、春の気配があちこちに広がって、まことに気持ちがよろしい。被災地の皆さんのことを考えると、心がチクンと痛みますけどね。

休肝日2日目の昨夜は、いつものようになかなか寝付けませなんだ。寝付けぬまま、考えておったのは、旧友Iがボランティアで被災地に行くと申しておったこと。過日のNHKTVでも、元教師が、被災地の子どもたちに紙芝居を披露して、楽しませておった。

元教師、活躍の場があるのです。ってことで、行く前にはあれこれアドバイスせねばならんなぁと、寝付けぬまま、考えを巡られておったのでござる。まずは、身の回りの準備をしてもらわんとならんです。

靴は、防水で汗は排出するゴアテックスの登山靴。登山靴ならガレキの中を歩いても、釘を踏み抜くこともないじゃろ。そして、身につけるものは、ほぼ冬山登山の装備。加えて、冬用の寝袋なんかもいるだろ… などなどの用意が必要ではないかと考えて、さらに、なかなか寝付けなかったのでござります。

それにしてもですが、昨夜のTVタックル観ました? 観ておって思ったけど「官」総理は、たぶん戦後サイテーの総理じゃねぇ。箸にも棒にもかかりませぬ。口あんぐりのドアホウ総理!! 頭がクラクラしてきましたです。もう触れるものも嫌ぁ~んでござる。

で、原発じゃ。過日、「熊取六人衆」について、週刊現代が書いておったので触れましたけど、ニセコにお試し移住中のTさんから、この六人衆のひとり、小出裕章教授のネットインタビューが送られてきましたです。これがなんともわかりいい。

http://www.ustream.tv/recorded/13897618?lang=ja_JP 

いま福島原発が、一体全体どうなっておるのか、このお方は明確に答えておる。その現状を踏まえ、この先どうするかについても明確じゃ。しかもかなりの被爆を伴いながら、危険な作業に取り組まねばならんとしっかり述べておる。

いま、東電も保安院も政府も、会見で決定的に欠けておるのが、この点じゃ。現状を分かりやすく説明し、今後どうするか、どうすべきかを示してこそ記者会見だけど、なにがなんだかさっぱりでござる。なのに、さらなる避難区域の拡大だとか、無茶苦茶でござります。「情報公開」はこれまでの自民党政権が出来なかったこと。これを速やかに行うのが民主党政権ではなかったのか。サイテーじゃね。

ところで話はTVタックルに戻るけど、昨夜どなたかが、メタンハイドレートという新エネルギーに言及しておった。

ウィキペディアによると、メタンハイドレートは天然ガス。地球温暖化対策としても有効な新エネルギー源で、石油、石炭に比べ、二酸化炭素の排出量がおよそ半分だそうだ。ニッポンの海底には、世界有数の埋蔵量があるのだそうだ。しかも、これが実用化されれば、日本は世界有数のエネルギー資源大国になれる可能性があるという意見もある、そうな。

いやはや、とんでもない新エネルギーがあるではないの。役所と電力会社がとんでもない金をばら撒いて、国民を洗脳してしまい、あたかも原子力しかエネルギーもなければ、ニッポン国の先行きもないようなキャンペーンをしてきておったけど、なんのことはないニッポンの海底に世界有数の埋蔵量があるというではないの。

しかもTVタックルによれば、これに関するニッポンの技術は世界最先端という。でもって、3年以内での実用化も可能だそうだ。ここは、急には止まれない原発ではあるけれど、トットとメタンハイドレートの開発にシフトすべてきではなかろうか。政治がエネルギー政策の転換を図るだけで、メタンハイドレートやら水力、太陽光、風力など合わせ技で電力は確保できるのではないのか。「原発しかない、幻想」、これをきっかけに、いよいよチェンジする時期かと思いますです、ハイ!!