おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

山鳩が鳴きました

2011年04月10日 | Weblog

「ほーほー、ほっほほー」。今朝は、山鳩の鳴き声で目が覚めましたです。この春初めて聞く、鳴き声でござる。これからあれこれ小鳥たちのさえずりで、目が覚めることになりまする。小鳥たちが鳴き出すと、いよいよ春も本番です

 きょうは、おぢとハニーさん、ふたりして小樽へ魚の買出しでござる。あっ!! その前に投票か。震災やら原発やらで、すっかり選挙のことなど忘れておりまする。選挙してる場合ではない気もするが、そうでもないか。

きのう、「熊取六人衆」をもっとメディアに露出すべきだ、みたいなこと書いたけど、考えてみれば、そんなこと到底ムリでござった。東電をはじめ電力各社は、どんだけTV、新聞、週刊誌などメディアに金を出してきたことか。

東電の提灯持ちの記事を書くと、口あんぐりの原稿料がいただけたそうな。TVも新聞も、電力会社からの金まみれだもんなぁ。大体にしてからが、震災前、夕方のTVのニュース番組ったら、スポンサーは必ず電力会社と決まっておった。

とんでもない金が全マスコミに流れておる。いくら熊取六人衆を取り上げろといっても、この不況下で、どこのマスコミも取り上げるわけがござりません。この熊取六人衆については、かつて、大阪の毎日放送がドキュメンタリーで取り上げたそうだけど、地元関西電力は、毎日放送に猛烈に噛み付いたそうな。

で、「同局の全番組から広告を引き上げ、『原発がいかに安全か』という講習を局幹部が受けるようねじ込んできた」そうだ。いやはや、どもこもならん。こうして、原発の危険は、封じ込められてきたってことのようだ。

そして、急には止められない原発ゆえ、電気はジャンジャン余ることになる。そこで、「使え、使え」とばかり、オール電化から電気ポットに至るまで、国民にジャンジャンガンガン電気を使わせようとしておった。

大企業には、割引料金を設定し、使えば使うほど安くなるようにして、企業が自前の自家発電装置を持つメリットをなくしてきた。本来なら、省エネ考えれば、風力、太陽光などを活用した自家発電に減税措置など設ければ、大いに普及したろうけど、政府と電力会社が一体となってその動きを封じ込めてきたわけ。

政府と電力会社が、車の両輪となって原発政策を推進してきたツケが、いま回ってきておるってことだろう。今回の大事故について、東電も政府も「想定外の出来事」の一言だけど、ようは「思考停止」して「原発を推進してきた」ってことだ。そもそもが「最悪を想定」しないで「想定外」っていうんだから、どもこもならん。腹が立ちまする。