午前8時の気温は、プラスの3度。先ほどまではマイナス5度でござりましたけど、ズンズン気温が上がっておりまする。春ですなぁ… 写真の薪小屋も、雪どけがドンドコ進んで、姿を現してきましたです。
今月初めの写真と比較すると、よく分かりまする。
「北国の春」ってことでござります。それでも、このままゴールデンウイークまで、多少なりとも雪が残ることになっておる。今年は、かなり残るかも。ご当地周辺のパークゴルフ場も、今シーズンの営業は、遅れ気味だそうな。シーズン初めは雪不足でござったが、結局、今年の冬は雪の多いシーズンとなりましたです。
そういえば、オホーツクの海明けどうなってたかなぁ? すでに海明けしておるはずで、うんまい毛ガニのシーズン到来!でござります。毛ガニはなんといっても、この時期に限るのじゃ。流氷とともに運ばれたプランクトンをゴッチャリ食べて太った毛ガニとビール、これぞ北海道の春の味覚でござります。
ってことで、いつものようにオホーツクの港町・雄武町の畠森水産に注文せねばなりませぬ。間違っても冷凍もんなど注文してはいけませんので、「冷凍でないもの」と指定して、クール便で送ってもらわねばなりませぬ。早速手配して、週明けには、海明け毛ガニで一杯! でござる。
さて、さっぱり解決の方向が見えない福島原発じゃ。4月16日号の週刊現代によれば、なんとまぁ、この原発の設計者が「福島第一原発は欠陥品です」とのたまっておるそうな。加えて「これを造ったことを後悔しておる」そうな。
元GEに勤務しておったデール・ブライデンボーさんというお方でござる。そもそもこの原子炉には大きな弱点があったのだそうだ。冷却機能を喪失すると、格納容器に想定された以上の負荷がかかり、破裂する可能性があるというのじゃ。いやはや、福島原発、まさに破裂寸前ってことか?
その原因も、「デザインベースの事故」、つまりは設計上のミスから事故が起きるかもしれない、と言っておる。なんだかなぁ。東電もGEも、原発が抱える大問題を、長々と隠蔽してきたってことらしい。なにが「絶対安全!!」。とんでもないことになっておる。
確かに古い原発だから、問題点も多いに違いないけど、だからそれよりは新しい、泊原発が安全かというと、そんなことはチッキチキチーじゃ。このデールさんは、最後にこう締めくくっておる。「エンジニアを長い間、やってきた立場から言えば、100%安全な原発など造れるはずがない」のだそうだ。まったくもって、ありゃりゃなことでござります。
仮に今後も原発に頼らなければならないとすれば、「徹底した情報公開」と保安院とかいう提灯持ちではない「外部査察の実施」などなどが必要ではなかろかね。週刊現代「ジャーナリストの目」によると、我がニッポン国には、原発の危険を訴えて続けてきておった真の研究者がいたという。
「熊取六人衆」という皆さんだそうだ。京大は、大阪府熊取町に研究用の原子炉を持っておるそうな。そこに一風変わった6人の研究者がいたそうな。原子力を研究しつつ原発に懐疑的な立場をとってきた面々だそうな。
でこの熊取六人衆、「原子力ムラ」の皆々さまに、徹底的に排除され、異端視されて、教授にも准教授にもなれず、定年しておるそうな。いま残っておるのは、今中哲二さんと小出裕章さんのふたりだけだそうな。
ちょっとTV、新聞などマスコミ諸君よ、いま話を聞きに行くのは、提灯持ちの研究者や学者ではなかろう。ここはこのお二人やそのほかの熊取六人衆ではなかろうか。「安全、大丈夫」とのたまう、御用学者でなはく、いま必要なのは、これらのお方。この方たちに、いまこそ光を当てないでどうする!! と思うおぢなのでござる、ハイ!!