おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

積丹は見どころ満載!!

2011年06月27日 | Weblog

午前6時のニセコは、気温がプラス11度。曇り空の朝でござります。ヤフーパーソナル天気によると、日中の最高気温は20度、晴れのよい天気となるそうだ。もっとも、夜9時以降は「弱雨」だそうな。ピンポイント予報、当たるの?

きのうは、既報の通り、義母を伴って積丹町へ行きましたです。余市方面から向かったのですが、これがまことに不正解。何年かぶりに、渋滞というものに遭遇いたしましたです。「積丹ソーラン味覚祭り」、舐めてはいけませんです。古平町の手前から積丹町美国まで20キロ近い道路がチョーノロノロ運転。驚きましたぁ。

好天に恵まれたってこともありますけど、田舎で大渋滞、口あんぐりでござった。もっともこのあたりは海沿いの国道1本しか道路がないことになっておる。札幌方面の観光客が集中すれば、いたしかたないところでござろうか。実際には、会場近くの警察官の誘導が悪くて、結果、大渋滞につながったような気がしますけどね。

で、昼前に美国漁港に到着予定が、大幅にずれ込んで、期待の大浜鍋にあるつくこともできず。あれこれの食べ物には長~い行列で、満足には食べらなくて、多少がっかり。広場ではあれこれイベントも行われておりましたけど、見る余裕もござりませんでした。

ってことで、そばで就航しておる水中展望船「ニューしゃこたん」にハニーさんと義母で乗船しましたです。この船、水中のウニやら魚を、船底に取り付けられたガラスごしに見ることができるのじゃ。で、ひとり1300円なりで乗り込んで、船底のガラス窓にかじりつきましたです。

海辺で育った義母は「なんだか小さいんでないのウニ」「ウニのえさのコンブないけど、これ観光用に撒いたのかい」とか。なかなか辛辣じゃ。ゴロゴロウニはあるけれど、確かに小さい、義母の言葉に妙に納得するおぢでござった。

ま、本州方面の観光客には大受けでしたけどね。で、船上のお客が船底へ、おぢ一行は船上へ、途中で選手交代。そうすると、これがまことによい景色。ご当地で「積丹ブルー」と称する、まことに美しい海の色なのでござる。

そして寄港前には、海上にごっちゃりといるゴメ(かもめ)にパンの耳を給餌。これが大好評。毎日、近所のカラスを「カーコ」と名付けて餌やりしておる義母は、大喜び。船上は子供も大人も興奮でござった。

 

ニューしゃこたん号の「ウリ」は、海中散歩というけれどけど、海上散歩の方が、我ら観光客には大受けでござった。天気のよい6月下旬からの8月頃まで、景観とゴメを楽しむこの水中観光船、1300円はお手軽でなんとも楽しい。積丹観光のお勧めでござる。

その後、おぢ一行は、いまだかつて行ったことのない、「神威岬」に向かいましたです。道産子でも、ここはなかなか行きにくい。札幌からでもかなり遠い。積丹町美国から、およそ20キロ離れた積丹半島の突端なのでござる。ここが絶景でござった。こんなに美しい景色、久々に見ましたです。

写真で見るより100倍美しい。それって、おぢの写真技術の問題か… 黄色い花は、エゾカンゾウ。今が見ごろでござった。岬の駐車場から、突端までは徒歩で20分ほどの距離。絶景を眺めながらの散策、いがったぁ。

てことで、続きはまた明日でござる。それにしてもTBSのTVドラマ「仁」の最終回、観ましたぁ? けなげな「橘咲さん」にウルウルしてしまいましたです。それと、母親役の麻生祐未さんも、たいしたいがった。ドラマは脚本が7~8割だと思うけど、今回は、脇を固める役者さんが、よかったですなぁ。プロデューサーの勝利、ってことでござろうか。