午前10時半の気温は、15度。雨上がりで、肌寒く感じまする。朝からあれこれ仕事したりしておって更新が遅れましたです。ちょと喉も痛かったり… 天候が不順だと、なんだか体調もよろしくない。「元祖お天気屋」のおぢでござります。
きのうは、ほぼ一日中家に籠もって、あれやこれや仕事してました。写真は、四つ葉のクローバーを探す天才、ハニーさんが我が家の周辺で見つけたもの。四つともそろってきれいな葉ということで、テーブルに飾っておりまする。こういうさりげない優しさがハニーさんのステキなところでござる。いい歳こいて、ベタベタでスマン。
さて、北海道新聞によると、「余市町議会は22日、定例議会の本会議で、高橋はるみ知事に対し、北電泊原発(同管内泊村)の段階的運転停止と、同原発3号機で計画しているプルサーマル発電の撤回を求める意見書案を全会一致で可決した」でもって、その「意見書は、泊原発1~3号機の将来的な廃炉に向けた段階的運転停止と、定期検査中の1号機の運転再開中止を国と北電に要請するよう知事に求めている」そうな。
泊原発から30キロ圏内にある余市町は、サクランボやリンゴなど果物の町。加えて港町で宇宙飛行士の毛利さんの出身地にして、ニッカウヰスキーの工場もある。きれいないい町なのでござります。泊原発の周辺にある町議会が、運転停止とプルサーマル発電撤回を知事に申し入れたのは初めてじゃ。
この意味は大きいです。きょう24日には我が倶知安町議会も開かれる。ここでも泊原発停止の意見書が出ると、あちこちの町議会に火がつく可能性もある。余市町、仁木町、倶知安町、ニセコ町などなどあちこちで「泊原発包囲網」が敷かれるといいのですけど…
フクシマ原発は、東北地方の太平洋側に位置しておる。つまり日本列島の東側にある。ニッポンでは風は、西から東に吹くことになっておる。いわゆる偏西風でござる。原発事故でばらまかれた放射能や放射性物質は、もちろん周辺の市町村に降り注いだけれど、偏西風の乗ってアメリカにも届いておる。
仮に泊原発で事故があった場合、大都市札幌が大丈夫かというと、残念ながら、札幌は泊原発の東にある。泊原発の放射能は、偏西風に乗って、小樽、札幌へ降り注ぐことになる。おぢの住む比羅夫地区は、冬の間、日本海側の湿った空気が羊蹄山にぶつかり、ごっちゃり雪を降らす。冬の原発事故なら、雪と一緒に放射性物質が降り注ぐ、ここはホットスポットでござる。
もし、泊原発で事故が起きたらどうするか。おぢとハニーさんは、その日の風向きにもよりますが、とりあえず函館方面へ避難することにしておる。事故が起きたその日、どこへ向かうか、小さなお子さんを抱えたニセコ界隈の家族は、しっかり決めておいた方がよろしいです。
いまも福島県に残って生活しておられる方たちは、「安心だ」との政府見解に踊らされ、被爆者になってしまいましたです。大人はいいけど、子供たちには、この先、悲劇が待ち構えています。それは20年、30年も先のことだといいます…