おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「なでしこ」無念の惜敗

2012年08月10日 | Weblog

午前6時の気温は、プラス18度。

きのう日中は、久々に30度近い暑さでござった。とはいえ、夕方にはスーッと20度を割る涼しさに。

どうやら、このまま夏が終わりそうです。いい夏でした。

終わりといえば、女子サッカーはきょう未明にアメリカとの最終戦でござった。

試合が終了するわずか10分ほど前に起床して観たわけで、たいそうなことは申せませんけど、まことに残念でござった。

VTRを観ても、相手美人ゴールキーパーのソロさんの好守にやられた印象でござる。

相手のあることゆえ、W杯と五輪の両方優勝なんてことは、なかなか難しい。

いまのなでしこ、歴史に残る強いチームではありますが、やはり史上最強チームとなると、いまんとこアメリカってことのようじゃ。

W杯もPK戦で、ようやく勝利を拾ったようなもん。あんときこそ神がかり。

それよりここ10年ほどで急速に進化したなでしこに、拍手なのでござる。

そういう意味で、真の王者といえば、レスリング女子の吉田沙保里さんでござる。

レスリングでいうのもなんですが、まさに「横綱相撲」。

63キロ級の伊調馨に続いて、日本女子2人目の五輪3連覇でござる。

ふたりとも凄いなぁ、っていうか、まことに奇妙なCMですけど、ふたりを雇っておる「ホームセキュリティー・アルソック」、さぞかしお喜びでしょうなぁ。

ホントの勝利者は、アルソックか…

それで困るんだけど、日本ハムと違って、イオンでの特売なんかはまるでないのよねぇ、アルソックじゃぁ、、、

そんなおバカなことを思いつつ、明るくて、元気で、爽やかなスポーツ「やっぱ、いいなぁ~」とも思います。

さて、

きのう朝のTV朝日モーニングバード、木曜恒例の「玉ペディア」観ましたか?

きのうは、原子力規制委員会の委員長候補として政府が挙げた「田中俊一氏」に問題ありと指摘しておった。

そもそもこのお方は、過日も国会で原発関連企業から金をもらっておったことが指摘された原子力ムラの住人。

フクシマの事故直後、「100ミリシーベルトでも安全」と言い放って、福島中を走り回った男でござる。

番組では金子勝さんが指摘してましたけど、県民が「除染は1ミリシーベルトにまでしてほしい」と言っているにもかかわらず、田中氏は「5ミリシーベルトでも大丈夫」と言っておる。

http://www.jaero.or.jp/data/02topic/fukushima/interview/tanaka_t.html

東電PRにご出演なわけで、どっからどう見ても、原発マフィアの一員でござる。

原子力規制委員会をつくるにあたって、細野原発担当大臣は6月、「原子力ムラからは選ばない」ときっぱり発言しておった。

なのに、この男を選ぶとは、なにをかいわんや!!

7月に細野は、「田中さんは除染活動をしているから問題ない。最も反省した人」と、すっかり前言撤回!!

ヒキガエル野田と似たりゴンベの二枚舌・細野、なんとまぁ、恥知らずなことで…

そんな田中氏、上記の東電のホームページでは、完全に東電寄りでござる。

ったく、どこが反省かね!!

いいですか、原子力規制委員会の委員長というのは、「原発にブレーキをかける組織」。

そこのトップに「原発推進派」を選ぶということが、どういうことか分かっておるのかね。

これではフクシマの事故の反省というもんが、まるでない。いや事故以前に逆戻り。

細野と野田、こんなインチキ野郎に原発行政を任せていいのかね?

京大助教の小出裕章さんを規制委員会の委員長に推す声もあるそうですが、同氏は番組で「『原子力規制法』という名の『原子力推進法』がある限り、委員長になる気持ちはない」と申しておりましたです。

こういう原発反対派こそ、委員長になるべきですが、原子力規制法という原発推進法があっては、「これに縛られる」から委員長にはなれないとしておる。

民主党政権では、フクシマの事故があっても、この「原子力規制法の改正」という話すら上がってこない。

次の自公政権では、これらがさらに後退することも考えられる。

何してるんだ!!橋下維新の会、オリーブの木でも何でもいいので、トットと第3極を作ってもらわんことには、原発マフィアにこの国が滅ぼされるっちゅうの!!

原子力規制法、これを機会になんとか改正への道筋を付けたいけど、今はムリかねぇ、それまでに大地震に伴う原発事故がなければいいのですが…