おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

血圧も問題なし…

2012年11月14日 | Weblog

午前6時の気温はプラス4度。まだ真っ暗ですが、風もなく穏やか。

おととい装着した24時間血圧計は、きのう昼診療所で外して、データをパソコンから出力していただきましたです。

女医さんによると「問題なし」との診断でござる。ようは許容範囲だそうな。

きのうも書きましたけど、おぢの血圧は30代から最近に至るまで上が120台、下が60台でござった。それがどうしたことか、下の血圧が大きく上昇する傾向でござる。

お医者によると、塩分の取り過ぎによる高血圧は上の血圧から上がるそうだけれど、一般的には下の血圧から上がり始めるのだそうな。

で、昔は加齢とともに血圧が上がるのがフツーとされていたけれど、いまは同じ血圧を歳を経ても維持するのがよろしいのだそうな。

ま、許容範囲とはいえ、血圧が上昇傾向にあるのは間違いない。まだ投薬するレベルではないそうだけどね。

そんなことで、起床後のふあふあ、ふらふらした感じの原因はともかく、これによって「気持ちが動揺し血圧が上がった」可能性があることがわかりましたです。

それともう一つ、今回の成果は、春に「心血管ドック」で指摘された頸動脈の動脈硬化の治療でござる。これまでこの動脈硬化はまるきり放置状態でしたけど、これをきっかけに「イワシからつくった」という「アンサチェール300」という薬を服用することになったこと。

この薬は、血液中の脂質を低下させ、血管の弾力性を保つなど、高脂血症の治療に用いられるそうな。血液検査はほとんどクリアしておりますけど、高脂血症だけはおぢの弱点でござった。

高脂血症を指摘されても、「だからどうした!! 丸きり痛くも痒くもない」と思っておった。

だからこそ実は危ないわけで、この先、これは延々と服用することになる。これによって、「高血圧症で頸動脈に付着しているプラークが剥がれ落ち、脳の血管に詰まって脳梗塞」といった危険はたいした少なくなる。

脳出血で倒れ、その後は半身不随で不自由な生活を強いられた母親の二の舞は避けたいわけで、頑張って飲み続けるのでござる。

それにしても、「朝ちょっとふあふあふあする」「血圧が高くなってきた」程度で医者で検査してもらうなど、なんじゃらホイ、と思われる読者もいるかしらん。

ま、人生が2回あって、「1回目の60代はテキトー過ごして、2回目からは前回の反省をしてこうしよう」。ってことができないもんだからしょうがない。

ご同輩の皆さんも、人間ドックなど定期検査で指摘された項目は、出来るだけ早く潰しておくのが賢明じゃ。

先年、おぢの従兄弟は50歳を前に突然、亡くなった。死後に長期にわたる定期検診の結果を知りましたが、肝臓のGOTの値が長い年月にわたって高かった。

しかも要治療とされておったのに延々と放置。そしていきなり下血、わずか1か月後に亡くなりました。末期の肝臓がんでござった。

検査で数値が高いとわかったときに、トットと治療しておけば、がんにならずに済んだのに… と思いますがあとの祭りでござる。

読者の皆さんも、検査の数値に一つでも問題があれば、早期の治療をお勧めいたします。

生きててなんぼです、ハイ!!

写真はついさきほどのニセコアンヌプリ。すっかり白くなりました。