おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

「シャープ』は身売り、「東芝」ボロボロ、だけど「三菱電機」は絶好調!!

2016年02月05日 | Weblog

 

午前7時半、気温はマイナス5度と寒くはございません。

ですが外は吹雪模様、怪しいお天気でござる。

ところで、

経営不振のシャープが、台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」の傘下に入る方向だそうな。

NHKニュースによると「ホンハイ側が最終局面で支援金額を大幅に上積みし7000億円を超える資金で買収することを提案したことで、4日、ホンハイと優先して交渉を行う方針を決めました」という。

ニッポンの老舗電機メーカーが、台湾に売られていく感じでしょうか?

理由は「主力の液晶事業の不振で最終的な損益が1083億円の赤字」だからだ。

また、同じく日本家電メーカーの東芝も怪しいです。

東芝は「ことし3月期の1年間のグループ全体の最終損失がさらに拡大して、7100億円の過去最大の赤字になる見通し」という。

理由は「パソコンやテレビの販売不振が続いていることや、主力の半導体事業も販売価格の下落などにより、収益が悪化」だそうな。

そんなことで、これまで行っている役員報酬の一部返上に加えて、課長級以上の管理職についても給与の減額を行うことを合わせて発表しておる。

ニッポンの家電メーカー、どこもかしこもアジャパーだ!!

…と思ったら、どうやらそこは違うらしい。

2月6日号の週刊現代によると、「地味だけど給料も業績もすごい 三菱電機『絶好調』の研究」がびっくりポン。

なんでも完全に一人勝ちで、年俸1億円以上の役員がなんと25人だそうな。

でもって、もう家電はつくらないのだそうだ。

先日発表された三菱電機の決算は「史上最高益を更新」。

でもって、皆さん問題視しておる中国でも、ただいま絶好調だ。

三菱電機は「ビルメンテナンス会社」と中国人は思っておるというのです。

つまり三菱は家電メーカーではなくて、事業者向けのいわゆる「BtoB事業」の会社に変身しておったわけ。

中国、韓国に勝てない家電分野からはトットと撤退し、社会インフラ、自動車関連部品、工場の自動化といった「産業メカトロニクス」にシフトしておったということらしい。

考えてみれば、世界のトヨタ自動車だって、元はといえば豊田自動織機じゃ。

パッタン、パッタン、布を織る、機織り(はたおり)機械の会社でござった。

それが自動車にシフトして今のトヨタがある。

賢明な経営者がいると、会社は大変身し、さらに業績拡大していくのですなぁ、、、

なにしてたんだろ? シャープなはずの経営者と東京芝浦電気の経営者は…