午前6時の気温はマイナス10度。
雪は降っておりませぬ。
昨夜から今朝にかけての積雪は10センチ程度でしょうか。
雪はいつもの年より少ないものの、連日厳しい寒さってことで、小雪ですけど、この冬は暖冬とは違うと思うけど、どうよ???
ところで、
過日発表された「黒田バズーカ」、史上初となるマイナス金利でした。
そしたら翌日銀行株が下落いたしましたわ。
理由はなんじゃらほい?
おぢなんか判然としませんでしたわ。
これについて、ご尊敬申し上げる経済評論家、山崎元さんがちゃんと解説しております。
山崎さんは札幌出身、南高、一橋大を経た経済評論家にして、楽天証券経済研究所の客員研究員でもございます。
その山崎さん、マイナス金利とは「銀行が余剰資金を安心して置くことができる有力な場所に、場所代が掛かるようになることだ」というのです。
なるほど…
つまり、これまで市中銀行は余剰資金を日銀に預けておいた。
しかもこれに金利が付いたけど、今度は日銀におカネを置いておくと金利を取られることになったというのです。
銀行が日銀におカネを預けておくと、目減りするってことだ。
だから「市中に出回るお金が増えることが期待される」けど、「優良・有望な貸出先や資金需要が急に増えることはないので、この効果は限定的」だそうな。
分かりやすい。
そこはなるほどと思うけど、だから庶民はどうしたらいいわけ?
…ってことに山崎さんは答えておる。
「日銀のマイナス金利政策が発表されて、最初に筆者の頭に浮かんだのは、『これで、個人向け国債・変動金利10年満期型が、いっそう良い運用対象になるな』」だそうだ。
国債・変動金利10年満期型がいいのは「この債券は利回りに0.05%という下限が設定されているからだ」。
つまりは市中金利がいくら下がっても、この債券は0.05%を下回らないというのです。
なるほどねぇ、、、
しかもこの債券は金利が上昇しても元本割れがないのだそうな。
だから山崎さんは「無リスクで無難に運用したい資産の運用先としては、個人向け国債・変動金利10年満期型が圧倒的に優れている」としておる。
したがって「個人は、当面使う可能性のあるお金を銀行の普通預金に置き、使わないお金で安全に運用したいものは個人向け国債・変動金利10年満期型で運用する、と決めておいていいだろう」と断言しております。
ついでながら山崎さんはこうも申しておる。
「筆者の知る限り、銀行が店頭で扱い、また銀行員が顧客にセールスする投資信託や保険で、『買ってもいい』と思えるものは1本もない(手数料稼ぎの道具なのだから当然だ)」。
「読者には、『銀行で、投信・保険を買ってはいけない』ということをいっそうしっかり覚えておいてほしい(高齢でお金持ちの親御さんがいらっしゃる方は、親御さんにもお伝えください)」とか。
この方が信用できるのは、こうした言いにくいことをはっきり言うからでござる。
どこぞの「利益代表」みたいな、怪しい経済評論家とは丸きり、ちゃいまんねん。
どれもこれも、フムフムってことで、おぢより15歳も若いので圧倒的に長生きするハニーさんには、「国債・変動金利10年満期型」をお勧めすることにいたしますです、ハイ!!